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カテゴリー「将棋 棋書レビュー」の記事一覧

2014年発売の棋書の中で特によかったもの5選  

2014年ももうすぐ終わりますね
今年は生活環境がかわったこともあり、本を読む時間が例年より減ってしまいました
14年発売の本でも後回しにしてまだ買えていないのもあり、あすので、そちらも別枠で紹介します
また、ランキングではありません
買ってよかったもの

・これからの角換わり腰掛け銀 吉田正和

僕が角換わりをはじめたきっかけですね
同型以外の専守防衛策、待機策、その他のやや特殊な作戦などさまざまな角換わり腰掛け銀がのってます
入門書としては難しいですが、はじめはプロの将棋の観戦用に買いましたが、理解が深まるごとに2013年は大嫌いだった角換わりも好きになりました
と、いってもまだ、後手番でしか角換わりはできないんですが・・・


・逃れ将棋 森信雄
以前にも記事に書きましたが、読みの練習にはうってつけの本ですね
感覚派の自分にはとても新鮮でした
これ、ダメなのかーっていう問題が多かったですね


・角交換四間飛車を指しこなす本 藤井猛
待望の本家のKKS本
僕は指す側ではなく、受ける側なのですが、基本的な狙いが書いてあって、定跡書というよりは漠然とした戦法そのものの狙いを明快に説明している本なので、KKSの入門書としてもわかりやすいですし、指しなれている人にとっても理解を深めることにも非常に役立ちます


・現代横歩取りのすべて 村田顕弘
横歩取りは相変わらず大流行
青野流、飛車ぶつけ、62玉型、後手美濃囲いetc・・・
みてるほうは、なんじゃこりゃ?という横歩取りの定跡書
定跡書というよりお互いの狙いを解説した本といった方がいいのか?
横歩取りが好きな人はぜひとも読んでいただきたい


・矢倉5三銀右急戦 村山慈明
クリスマスぐらいに発売された 矢倉党待望の53銀右急戦本
この戦法の歴史を初期→渡辺W新手→その後→これから というようにプロの実戦をもとに開設しています
定跡書というよりも個人的には棋譜並べの解説書という感じです
プロの実戦がそのまま定跡になっているから当たり前といえばそうなんですけど
巻末にどのような対策で結果はどうなったかとザックリ書いているので、読み返しやすさもいいですね
10年以上使える本なのでは?と個人的には思っています
53銀右急戦をする人ならもちろん、先手で矢倉をする人、プロの将棋をより深く観たい人にはオススメの本です



2014年発売の本で買いたかった本 一覧

・超速▲37銀戦法 畠山成幸
・これからの相振り飛車 西川和宏
・藤森流急戦矢倉 藤森哲也



もうすぐ本ブログも解説1年になります 今年 たくさんのアクセス コメント 拍手ありがとうございました
来年もよろしくお願いいたします

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(2014/01/16)
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逃れ将棋逃れ将棋
(2014/01/18)
森 信雄

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角交換四間飛車を指しこなす本 (最強将棋21)角交換四間飛車を指しこなす本 (最強将棋21)
(2014/07)
藤井 猛

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現代横歩取りのすべて (マイナビ将棋BOOKS)現代横歩取りのすべて (マイナビ将棋BOOKS)
(2014/10/23)
村田 顕弘

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矢倉5三銀右急戦 (最強将棋)矢倉5三銀右急戦 (最強将棋)
(2014/12)
村山 慈明

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決定版! 超速▲3七銀戦法 (マイナビ将棋BOOKS)決定版! 超速▲3七銀戦法 (マイナビ将棋BOOKS)
(2014/04/23)
畠山 成幸

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これからの相振り飛車 (マイナビ将棋BOOKS)これからの相振り飛車 (マイナビ将棋BOOKS)
(2014/06/13)
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(2014/08/18)
藤森 哲也

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逆転のメカニズム 感想  

矢内さんを諦めたことで有名な山崎隆之さんが書いた逆転のメカニズムという本をご存知でしょうか?

内容はNHK将棋講座に昔、掲載されていた「山崎隆之のちょいワル逆転術」をまとめたものです


山崎さんの自戦記解説の本といっても良いのですが、この本の目玉は「全ての棋譜が山崎さんの逆転勝ちの将棋」であることです


快勝譜ではなく逆転なのでどこか苦しい部分があり、本書の棋譜解説は苦しい局面からはじまります



流れは下のような感じです

・互角の局面から悪くなる
・悪くなった局面がテーマ図
・テーマ図から次の一手問題が出題
・次のページに平凡な手(逆転できない手)と逆転に繋がる手が解説される
・以下はっきり逆転するまで解説される

そしてテーマ図には、チョイワル度といって具体的にどれほど差があって悪いのかを「駒の損得」「駒の効率」「玉の安全度」をそれぞれ指数で表しています

僕はこのチョイワル度という指数がとてもわかりやすく参考になりました

ソフトは、局面を+500点のように判断しますが、駒の損得、効率、玉の安全度 どの評価がそれぞれ何点かは人間にはわかりません
それを細かく説明できるのが人間であり、プロの技だと思います

パッと見で互角の局面でも、プロの目からみると悪かったりとプロの大局観がわかります


また、逆転へ繋ぐチョイワル心理作戦という対局術を教えてくれるので、悪くなって諦めそうになる局面が自分の対局でも出ても、この心理戦術を頼りに手を考えることができるようになりました



各章は戦型別にわかれているので、居飛車党振り飛車党どちらも楽しめます


章の終わりには全ての棋譜が初手から投了まで載っているので、棋譜並べもできます


僕はこの本が今まで読んできた棋書の中で1番好きです


・悪くなった将棋を立て直すことは構想力を養えます=序盤力中盤力が上がる
・逆転術を学ぶことで簡単に負けなくなり、反対に逆転もされにくくなります=将棋に深みが出る




山崎さんの将棋は独創的でおもしろいので、何回並べていても飽きません
僕はこの本に載っている棋譜を3回ずつは少なくても並べていますし、この本を読んでかなり爆発的に棋力が上がりました

やはり、勝ちきる力と、簡単に負けない力が大きく伸びたのが棋力アップにつながったと思います



もし、何か本を買いたいと思うけど、何買うか悩んでいるという人は逆転のメカニズムをおすすめします


逆転のメカニズム (マイナビ将棋BOOKS)逆転のメカニズム (マイナビ将棋BOOKS)
(2013/01/23)
山崎 隆之

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持っている棋書  

持ってる棋書




<総合書・棋譜集>
将棋・序盤完全ガイド相居飛車編 上野裕和
上達するヒント 羽生善治
必ず役立つプロの常識 阿久津主税
逆転のメカニズム 山崎隆之
永瀬流負けない将棋 永瀬拓矢
最新戦法マル秘定跡ファイル 村田顕弘
アマの知らないマル秘定跡 村田顕弘
羽生善治の終盤術1 羽生善治
新鋭振り飛車実戦集
将棋年鑑2013
最強将棋激指スペシャル2


<振り飛車-総合->
菅井ノート先手番 菅井竜也


<相振り飛車>
相振り飛車の定跡 鈴木大介
戸辺流相振りなんでも三間飛車 戸辺誠


<中飛車>
鈴木大介の将棋中飛車編 鈴木大介
新ゴキゲン中飛車戦法 近藤正和
遠山流中飛車急戦ガイド 遠山雄亮
遠山流中飛車持久戦ガイド 遠山雄亮
パワー中飛車で攻めつぶす本 鈴木大介
ゴキゲン中飛車の急所 村山慈明
中飛車破り一直線穴熊徹底ガイド 高見泰地


<三間飛車>
決定版石田流新定跡 鈴木大介
石田流破り左美濃徹底ガイド 八代弥

<四間飛車>
四間飛車を指しこなす本1〜3 藤井猛
四間飛車の急所2 藤井猛
四間飛車穴熊の急所 広瀬章人
四間飛車破り急戦編 渡辺明
四間飛車破り持久戦編 渡辺明
四間飛車激減の理由 阿部健治郎
角交換振り飛車 畠山成幸
角交換四間飛車破り 屋敷伸之


<対振り飛車>
渡辺明の居飛車対振り飛車破り1 渡辺明
羽生の頭脳2.3.4 羽生善治



<横歩取り>
羽生善治5(文庫版) 羽生善治
よくわかる横歩取り 野月浩貴
乱戦相横歩取り 北島忠雄
横歩取りマップ 瀬川晶司


<角換わり>
よくわかる角換わり 西尾明
これからの角換わり腰掛け銀 吉田正和


<矢倉>
最新の矢倉戦法 高橋道雄
木村の矢倉1〜3 木村一基

<読み物>
イメージと読みの将棋観1.2.3
初段になるための将棋勉強法 浦野真彦

<手筋>
将棋ひと目の手筋 渡辺明
羽生の法則1.2 羽生善治
広瀬流穴熊終盤の極意 広瀬章人


<寄せ>
佐藤康光の実戦で使える囲いの急所 佐藤康光
寄せの手筋200 金子タカシ
美濃崩し200 金子タカシ
終盤寄せの妙手基本編 佐藤天彦


<詰将棋>
3手詰ハンドブック2 浦野真彦
新版5手詰ハンドブック 浦野真彦


<必至>
3手必至問題集 高橋道雄
精選必至200 青野照市


<受け>
逃れ将棋 森信雄


<将棋世界>
たくさん



随時更新するので、上記の本で感想がほしいというコメントをいただければ、優先して書きたいと思います
また、名前が間違えていた場合はご指摘いただけると幸いです

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逃れ将棋 感想  

逃れ将棋
という棋書が発売になりました

僕は発売前からこの本がとても気になっていたので、発売日に速攻買いました


内容はというと、全て王手が掛かった状態から逃げ切るというものです


詰将棋の逆のようなものです


僕は受けが苦手なので、以前に凌ぎの手筋200に挑戦したのですが難しすぎて断念しました


しかし、逃れ将棋はヒントがありますし、1問1ページなので解説も豊富です


ですので凌ぎや受けの入門問題としてはかなり良いと思います


逃れ(凌ぎ・受け)というのは失敗する(詰まされる)変化もしっかり読まないといけないので通常の詰将棋や必至問題よりは難易度が高く感じます


逃れ将棋は全200問で

はじめの100問は逃げ方を考える
最後の100問は合い駒を考える

というテーマになっています

僕はかなり舐めてました

思った以上に難しかったです


正直に言います

最初の100問で挫折しました


最初の100問でも合い駒が出てくるのですが、それの正解率がボロボロです

それどころか、51問目~(1章の後半)ぐらいから詰む手順や逃れの手順の手数が長くなってきたので

難しかったです


僕は痛感しました


今までどれだけ勘で指していたかということを


終盤に「いけそう」と思った方によくいってましたが、その感覚で逃れ将棋を解いたらひどいことになりました


僕は反省したので、1章を何週かしてから2章に取り組むことにします


そして、この本をボロボロになるぐらい取り組んだら

凌ぎの手筋200にも挑戦したいと思います


(凌ぎの手筋には必至から逃れる問題もありより難易度が高いです)



受けや凌ぎが苦手な方は逃れ将棋で鍛えてみるのもいいと思います



逃れ将棋逃れ将棋
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凌ぎの手筋200 (最強将棋レクチャーブックス)凌ぎの手筋200 (最強将棋レクチャーブックス)
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