FC2ブログ
無謀流将棋の真髄 ホーム »2014年02月
2014年02月の記事一覧

横歩取り△45角戦法を完璧に対策する-その7-  

今までは
45角戦法11
この局面からの攻防を紹介してきました
結論は、この香打ちで先手良しです

しかし、後手もこの変化を1番研究しているうえに、後手からの攻めを完璧に定跡通りに受けきる もしくは完璧なタイミングで攻めあいにしないと先手は勝つことができません

先手よし と 先手勝ち は別物です


僕はわざわざ後手の研究に飛び込む必要がないと思っているので、もっと別の手を推奨します(今までのは全て前置きでした)



初手から

初手から
▲76歩△34歩▲26歩△84歩▲25歩△85歩▲78金△32金▲24歩△同歩▲同飛△86歩▲同歩△同飛▲34飛△88角成▲同銀△28歩▲77角
45角戦法26

後手の△28歩に▲同銀とすると△45角と打たれて これまで紹介した変化に突入します


この手に対して後手の対応は

1.△29歩成
2.△76飛
3.△88飛成

この3つだと思います


次回からはこれらの手を順に見て行きます



ちなみにこの手は将棋世界の講座で紹介されたり、将棋フォーカスで井上先生が推奨していた手でもありますので立派な手です


少しは役に立ったと思ったら拍手ボタンやこちらのボタンを押してください

将棋 ブログランキングへ

次回からの参考や、僕のモチベーションアップに繋がります
スポンサーサイト



category: 横歩取り45角戦法

tb: 0   cm: 0

駒の特性と相性-角-  

今回は角です

角の特性

・斜めなら無限にいける
・縦と横は全くいけない
・成ると馬




・斜めなら無限にいける

角という駒は将棋で唯一 斜め方向に無限にいける駒です

将棋は前に利きがある駒より、斜めに利きがある駒の方が少ないです
角筋受けにくしという格言があるとおり、斜めの攻めは非常に受けづらいです
将棋の急所には、飛車のコビンと玉のコビンというものがあります

このコビンというのは斜めにラインです



・縦と横は全くいけない

将棋は前に利きがある駒がほとんどです
しかし、角は前方に利きがないので、そこを狙われてしまいます
将棋の急所に角頭というものあります
角の頭は丸いので注意しましょう



・成ると馬に成る

馬はとても強力な駒です
もともと強力な角が、縦横ひとマスずつ利きが増え、弱点がなくなります
また、斜めのラインは攻防に使いやすく、馬の守りは金銀3枚といわれるほど強力な駒です




角が得意な駒

飛車と玉です

先ほども書きましたが、飛車と玉のコビン(斜め)は将棋の急所なので斜めに無限にいける角は非常に強力です



角が苦手な駒

歩(その他、前に利く駒)

先ほども書きましたが、角頭は将棋の急所です
桂頭 角頭



角と相性のいいコンビ

桂馬です
なんども紹介していますが、玉のコビンを攻めるときに桂馬の駒を飛び越えれる特性を活かした攻めが強力です
片美濃崩し8




角は非常に強力な駒ですが、角頭という大きな弱点を抱えているので、そこを狙われないように注意することが角を活躍させるポイントです


羽生の法則2 玉桂香・飛角の手筋 (将棋連盟文庫)羽生の法則2 玉桂香・飛角の手筋 (将棋連盟文庫)
(2011/10/14)
羽生 善治

商品詳細を見る




少しは役に立ったと思ったら拍手ボタンやこちらのボタンを押してください

将棋 ブログランキングへ

次回からの参考や、僕のモチベーションアップに繋がります

category: 将棋 勉強

tb: 0   cm: 0

横歩取り△45角戦法を完璧に対策する-その6-  

初手から
▲76歩△34歩▲26歩△84歩▲25歩△85歩▲78金△32金▲24歩△同歩▲同飛△86歩▲同歩△同飛▲34飛△88角成▲同銀△28歩▲同銀△45角▲24飛△23歩▲77角△88飛成▲同角△24歩▲11角成△33桂▲36香

45角戦法11

ここでの後手の選択肢は

1.△87銀
2.△66銀
3.△同角

です


これまで1と2を紹介していきました

いずれも先手がやれるということです


後手の最終手段として3.△同角をみていきます

45角戦法21

当然▲同歩と取ります
そして後手は狙いの△54香と打ちます

この香車は下手に受けると悪くなってしまうので、最善は▲85飛と打ち、81飛成を狙います

45角戦法22
またしてもここは後手の分岐点で

A.△57香成
B.△45桂
C.△25飛
があります


A.△57香成
この手には▲58歩と打っておいてこれ以上後手からの攻めがありません
よって先手よしです
45角戦法23


B.△45桂
この手の狙いは5筋を攻めながら▲同飛と取らせて、81飛成をケアすることですが、あっさり先手は▲同飛と取ります
以下、△57香成ぐらいですが、▲58歩としっかり受け止めてやはり先手よしです
45角戦法24

C.△25飛
手の狙いは、▲81飛成には△28飛成と攻め合うことで、この攻めあいは後手よしなので、▲同飛と取ります
それに、△同歩と取り返し、手順に歩を進めて2筋からの攻めを絡めることです
再び先手は▲85飛と打ち、△26歩と歩を伸ばし▲81飛成と強く攻めあいます
45角戦法25
図以下は後手がしばらく攻めて来ますが
△45桂には▲69桂 
△27歩成▲同銀△28飛には▲38銀
△58香成には△58歩と覚えておけば万全です



今回もかなり変化を省いて紹介したので、もっときっちり知りたい方はぜひ羽生の頭脳を読みましょう
羽生の頭脳5 横歩取り羽生の頭脳5 横歩取り
(2010/08/18)
羽生 善治

商品詳細を見る


おさらい
初手から
▲76歩△34歩▲26歩△84歩▲25歩△85歩▲78金△32金▲24歩△同歩▲同飛△86歩▲同歩△同飛▲34飛△88角成▲同銀△28歩▲同銀△45角▲24飛△23歩▲77角△88飛成▲同角△24歩▲11角成△33桂▲36香(基本図)
△同角▲同歩△54香▲85飛(ここで後手の選択肢だが、最善は25飛)
△25飛▲同飛△同歩▲85飛△26歩▲81飛成(先手良し)


おさらい2(コメントなし)
初手から
▲76歩△34歩▲26歩△84歩▲25歩△85歩▲78金△32金▲24歩△同歩▲同飛△86歩▲同歩△同飛▲34飛△88角成▲同銀△28歩▲同銀△45角▲24飛△23歩▲77角△88飛成▲同角△24歩▲11角成△33桂▲36香△同角▲同歩△54香▲85飛△25飛▲同飛△同歩▲85飛△26歩▲81飛成


少しは役に立ったと思ったら拍手ボタンやこちらのボタンを押してください

将棋 ブログランキングへ

次回からの参考や、僕のモチベーションアップに繋がります

category: 横歩取り45角戦法

tb: 0   cm: 0

横歩取り△45角戦法を完璧に対策する-その5-  

初手から
▲76歩△34歩▲26歩△84歩▲25歩△85歩▲78金△32金▲24歩△同歩▲同飛△86歩▲同歩△同飛▲34飛△88角成▲同銀△28歩▲同銀△45角▲24飛△23歩▲77角△88飛成▲同角△24歩▲11角成△33桂▲36香

45角戦法11


ここでの後手の選択肢は

1.△87銀
2.△66銀
3.△同角

です

前回は1.△87銀を紹介しました



今回は2.△66銀です

45角戦法15

▲同歩は△78角成で後手良しなので、取れません

先手の候補手は

▲33香成か▲58金です

前者は激しい攻めあい
後者は1回は面倒をみる

という手です

僕のオススメは後者の▲58金なので、そちらを紹介します


なぜ、▲33香成は勧めないのかというと、このような1番激しい変化は後手が1番研究しているからです


45角戦法16

▲58金以下
△38飛と銀取りに打ち、▲48飛△同飛▲同玉と玉の位置をずらします


45角戦法17

一連の手の意味は玉を移動させて、69の地点に後手が飛車を打ち込めるようにしました

ですので、△69飛とうちます 再び先手は▲39飛とあわせます
△45角戦法18


△同飛は▲同銀△69飛▲59飛△同飛成▲同玉と先手は壁銀が解消されて良しです
45角戦法19


▲39飛の合わせには後手は△67銀成と攻めます 後手の思想は、先手に自陣飛車を打たせたので反撃が緩くなるということです


以下、▲69飛△58成銀▲同玉△78角成▲63飛成として先手よしです


45角戦法20

毎度のごとく、まだまだこれから先の変化はありますが、割愛します


羽生の頭脳5 横歩取り羽生の頭脳5 横歩取り
(2010/08/18)
羽生 善治

商品詳細を見る



なんとか1回で66銀の変化をまとめました



おさらい
初手から
▲76歩△34歩▲26歩△84歩▲25歩△85歩▲78金△32金▲24歩△同歩▲同飛△86歩▲同歩△同飛▲34飛△88角成▲同銀△28歩▲同銀△45角▲24飛△23歩▲77角△88飛成▲同角△24歩▲11角成△33桂▲36香(基本図)
△66銀▲58金(▲33香成もある)
△38飛▲48飛△同飛成▲同玉△69飛▲39飛△67銀成(△同飛は先手よし)
▲69飛△58成銀▲同玉△78角成▲63飛成(先手よし)

おさらい2(コメントなし)
▲76歩△34歩▲26歩△84歩▲25歩△85歩▲78金△32金▲24歩△同歩▲同飛△86歩▲同歩△同飛▲34飛△88角成▲同銀△28歩▲同銀△45角▲24飛△23歩▲77角△88飛成▲同角△24歩▲11角成△33桂▲36香△66銀▲58金△38飛▲48飛△同飛成▲同玉△69飛▲39飛△67銀成▲69飛△58成銀▲同玉△78角成▲63飛成


少しは役に立ったと思ったら拍手ボタンやこちらのボタンを押してください

将棋 ブログランキングへ

次回からの参考や、僕のモチベーションアップに繋がります

category: 横歩取り45角戦法

tb: 0   cm: 0

駒の特性と相性-金-  

今回は金です

金の特性

・斜め後ろ以外隙がないよね


金という駒は大駒に近い能力をもっていると思います

1~5の5段階であらわすと

攻撃力4
守備力4.5
素早さ3

ぐらいだと思います


頭金 腹金 尻金と金をトドメに使う手筋があります

それだけ攻撃力が高いです

金の攻撃力は飛車や銀のような突破力ではなく、制圧力の攻撃力です



守備力は非常に高いです

金は囲いに主に使われる駒です それは守備力が高いからです
金1

このように下段にいる金は玉と利きの数が変わりません

金は引いて使え と金は引いて使えという格言があるのは、引けば引くほど隙がなくなるからです

逆に金は斜めに誘えという格言がありますが、金は斜めに移動すると1手で元に戻れないので注意が必要です


斜めに移動して元に戻るのに2手かかるのでその分素早さは銀より低いです




金が得意な駒

全ての駒に強いと思います
それだけ隙がないです


金が苦手な駒

強いて言うならば桂ですね

桂馬4

こういう桂頭の金とされると金の守備力が失われてしまいます


また、角や銀などで金の斜め後ろを狙われることも弱点になります




金と相性のいいコンビ

もともとのポテンシャルが高いので全ての駒といいコンビができると思います

強いて言うなら銀ですね

銀2

何回も言いますが、この銀足の金は非常に良いかたちです



金は重たい駒ですが、制圧力は抜群なので、重い駒になるか、要になれる駒になるか

使い方次第だと思います

将棋連盟文庫 羽生の法則1 歩・金銀の手筋将棋連盟文庫 羽生の法則1 歩・金銀の手筋
(2011/09/13)
羽生 善治

商品詳細を見る

category: 将棋 勉強

tb: 0   cm: 0

横歩取り△45角戦法を完璧に対策する-その4-  

初手から
▲76歩△34歩▲26歩△84歩▲25歩△85歩▲78金△32金▲24歩△同歩▲同飛△86歩▲同歩△同飛▲34飛△88角成▲同銀△28歩▲同銀△45角▲24飛△23歩▲77角△88飛成▲同角△24歩▲11角成△33桂▲36香

45角戦法11


ここでの後手の選択肢は

1.△87銀
2.△66銀
3.△同角

です


1.△87銀

45角戦法12
狙いは単純で金を取れば、馬を作ろうという狙いです

この銀は相変わらず取れませんよって、▲79金と引く一手です
引いても馬は作られますが、同金と取った形が金がそっぽにいきますし、角成が桂取りにもなります
駒得よりも駒の効率という局面です

もちろん後手は△67角成とします
以下、▲33香成と攻めて下図

45角戦法13
図から△78銀不成とします 斜め後ろに引く展開になりそうなら不成にするのがポイントです
以下、▲同金△同馬▲32成香△同銀と攻めあい

▲48玉として下図

45角戦法14
この早逃げで先手良しという結論にしたいと思います

以下、定跡ではもう少し続くのですが、この早逃げが1つの区切りだと思いましたのでこれ以降は省きます


詳しく知りたい方は羽生の頭脳を読めば完璧に書いています

羽生の頭脳5 横歩取り羽生の頭脳5 横歩取り
(2010/08/18)
羽生 善治

商品詳細を見る



次回は、2.△66銀の変化を紹介します この変化は長そうなので分割するかもしれません



おさらい

初手から
▲76歩△34歩▲26歩△84歩▲25歩△85歩▲78金△32金▲24歩△同歩▲同飛△86歩▲同歩△同飛▲34飛△88角成▲同銀△28歩▲同銀△45角▲24飛△23歩▲77角△88飛成▲同角△24歩▲11角成△33桂▲36香(基本図)
△87銀▲79金(引くのが正解)
△67角成▲33香成(攻めあう)
△78銀不成▲同金△同馬▲32成香△同銀▲48玉(先手良し)


おさらい2(コメントなし)

▲76歩△34歩▲26歩△84歩▲25歩△85歩▲78金△32金▲24歩△同歩▲同飛△86歩▲同歩△同飛▲34飛△88角成▲同銀△28歩▲同銀△45角▲24飛△23歩▲77角△88飛成▲同角△24歩▲11角成△33桂▲36香△87銀▲79金△67角成▲33香成△78銀不成▲同金△同馬▲32成香△同銀▲48玉


少しは役に立ったと思ったら拍手ボタンやこちらのボタンを押してください

将棋 ブログランキングへ

次回からの参考や、僕のモチベーションアップに繋がります

category: 横歩取り45角戦法

tb: 0   cm: 0

横歩取り△45角戦法を完璧に対策する-その3-  

初手から
▲76歩△34歩▲26歩△84歩▲25歩△85歩▲78金△32金▲24歩△同歩▲同飛△86歩▲同歩△同飛▲34飛△88角成▲同銀△28歩▲同銀△45角▲24飛△23歩▲77角△88飛成▲同角△24歩▲11角成
45角戦法6

前回はお互い最善を尽くすとこの局面になり、ここが後手の分岐点というところで終わりました

ここでの後手の選択肢は

1.△87銀
2.△33桂
です


1.△87銀
45角戦法7

この手は取ってしまうと角を成られてマズいでの▲77馬としっかり守ります


それに対しては、△76銀不成とします
45角戦法8

ポイントで△76銀成は▲85飛と打たれて先手良しです


以下、▲68馬△88歩▲77歩△89歩成▲76歩△99と▲36香
45角戦法9

後手は銀を犠牲にと金を作ります
そして、先手も香車を打って攻めあいにします


後手はこの手に対しては△33香か△同角かにわかれますが、△同角の方が難しいですが先手良しです



これ以降はとてつもなく手順が長くなってしまうので省略しますが、後手はいきなり△87銀と打つ手は成立しません





ですので、2.△33桂が本線になります

45角戦法10

手の意味は取られそうな桂馬を逃げながら馬の利きを遮断する ついでに角にも紐をつける
といった味のいい手です



この手に対しては▲36香とします
45角戦法11

狙いは単純で、3筋を狙おうということです


ここでまた後手の分岐点なので、これ以降は次回にします
むしろ、ここからがこの戦法の本番です


今回はかなり省いた変化がありますが、詳しく知りたい方は羽生の頭脳を読めば完璧ですね!
羽生の頭脳5 横歩取り羽生の頭脳5 横歩取り
(2010/08/18)
羽生 善治

商品詳細を見る



おさらい

初手から
▲76歩△34歩▲26歩△84歩▲25歩△85歩▲78金△32金▲24歩△同歩▲同飛△86歩▲同歩△同飛▲34飛△88角成▲同銀△28歩▲同銀△45角▲24飛△23歩▲77角△88飛成▲同角△24歩▲11角成(基本図)
△87銀▲77馬△76銀不成(成は▲85飛)
▲68馬△88歩▲77歩△89歩成▲76歩△99と▲36香(先手よし)


おさらい2(コメントなし)

▲76歩△34歩▲26歩△84歩▲25歩△85歩▲78金△32金▲24歩△同歩▲同飛△86歩▲同歩△同飛▲34飛△88角成▲同銀△28歩▲同銀△45角▲24飛△23歩▲77角△88飛成▲同角△24歩▲11角成△87銀▲77馬△76銀不成▲68馬△88歩▲77歩△89歩成▲76歩△99と▲36香




少しは役に立ったと思ったら拍手ボタンやこちらのボタンを押してください

将棋 ブログランキングへ

次回からの参考や、僕のモチベーションアップに繋がります

category: 横歩取り45角戦法

tb: 0   cm: 0

駒の特性と相性-銀-  

今回は銀です

銀の特性

・前、斜め前、斜め後ろにいける(横と後ろはいけない)


僕は銀という駒は、平均的な駒だと思っています

1~5の5段階であらわすと

攻撃力3.5
守備力2.5
素早さ3.5

これぐらいの駒だと思っています

と、いうのも 前後どちらも斜めの移動ができることが大きなポイントです

将棋は同じ1マスでも斜めに進むことで1.5マス分ぐらい進む時があります

現実には1マスの移動なのですが、局面の流れとして1.5マス分ぐらいのスピードがあります

銀は千鳥に使えという格言がありますが、千鳥足のように、銀は斜めに使えという意味です


体感1.5マス進むということは、それだけ早く戦場に出ることができます
つまり攻撃力がある駒です

棒銀という戦法がありますね あれは銀の攻撃力と素早さを存分に活かした戦法です




守備力は平均ぐらいでしょう

横と後ろにいけません
つまり、銀が単純に前進してしまうと、もとの場所に戻るのに1手では戻ることができません

また、横に利きがないので、十字飛車を喰らいやすくなります

2枚の銀のうち1枚は囲いの銀になりますが、横、後ろの利きがないので肝心なときに働かないという場合があります
銀1

例えば、このように下段に銀がいると、5つある利きが3つに減ってしまいます

銀はできるだけ中央で使った方がバランスはいいです





銀が得意な駒

桂ですね

桂頭の銀という手筋で桂馬の利きを完全にシャットアウトでき、桂馬を取ることもできます桂馬5



銀が苦手な駒

特別ないと思います
非常に利きが優れています
もちろん横や後ろを狙われることは弱点ですが、この駒には絶対に弱い!というのは存在しないと思います




銀の相性の良いコンビ

飛車、角、金です

銀は大駒の利きを活かして攻めるので、大駒とは相性抜群です

棒銀や玉頭銀などが代表例ですね


また、守りの面では金との相性が抜群です

銀の足に金がいる形が最高です
銀2


この形は美濃囲いなどさまざまな囲いでみられると思います
それだけ隙のない構えになります



僕は銀という駒は歩や桂と比べれば非常に扱いやすい駒だと思います

扱いやすい駒だということは、誰もが上手く使いやすい駒なので、使い方で差がでにくい駒だと思います


しかし、逆に全く使えないとそれは致命傷になります

なかなか勝てないなぁと思ったら自分は銀をしっかり使えているのか確認してみると良いと思います

category: 将棋 勉強

tb: 0   cm: 1

横歩取り△45角戦法を完璧に対策する-その2-  

そもそも45角戦法の狙いはなんなのか?

その狙いを知ることが対策する上で重要です


初手から
▲76歩△34歩▲26歩△84歩▲25歩△85歩▲78金△32金▲24歩△同歩▲同飛△86歩▲同歩△同飛▲34飛

横歩を取った局面

長くなりましたが、横歩取りの基本図です

ここから後手の作戦の分岐ですが、45角戦法なので図から

△88角成▲同銀△28歩▲同銀△45角とします

45角戦法

ここで角取れると思って、▲35飛車と角に当てると・・・・



45角戦法1


いきなり△67角成と切ってきます
素直に▲同金と取ると
△88飛成とされて後手勝勢です(下図)

45角戦法2


ですので、△67角成は取れないので▲77角と切り返します

45角戦法3


ここから後手の猛攻が続きます
これではっきり負けというわけではないと思いますが、先手が好んで選ぶ変化ではないです
僕はこうなるなら後手を持ちたいです

この飛車成りが△45角戦法の狙いです


後手は△45角と打つ前に△28歩と叩いています

もしこれを省略して、いきなり△45角とすると

▲24飛△23歩▲28飛とされて失敗です

45角戦法4
上図では、△67角成には▲同金がと取れます
こんどは飛車の横利きで△88飛成を防いでいます

後手の△28歩は、▲同銀と取らせることによって、飛車の戻る場所を防いでいるのです




戻ります

△45角に▲35飛は先手が思わしくないので、▲24飛と避けながら、▲21飛成を狙います

45角戦法5

後手はこのまま飛車を成られてはいけないので△23歩と受けます
また、△67角成は無理攻めです 手順がものすごく長いので割愛します


それに対して先手は▲77角と打ち、飛車取りと角成りを狙います

この飛車の取り合いは角の位置の関係などから先手が良いので後手は△88飛成と切る一手です

▲同角△24歩▲11角成とした局面がまたしても後手の分岐点です

45角戦法6


というところで今回は終了します

次回は最終図からの攻防をみていきます




おさらい
初手から
▲76歩△34歩▲26歩△84歩▲25歩△85歩▲78金△32金▲24歩△同歩▲同飛△86歩▲同歩△同飛▲34飛(横歩取り)
△88角成▲同銀△28歩(必要な1手)
▲同銀△45角(△45角戦法)
▲24飛(▲35飛は後手よし)
△23歩(△67角成は成立しない)
▲77角△88飛成▲同角△24歩▲11角成


おさらい2(コメントなし)

初手から
▲76歩△34歩▲26歩△84歩▲25歩△85歩▲78金△32金▲24歩△同歩▲同飛△86歩▲同歩△同飛▲34飛△88角成▲同銀△28歩▲同銀△45角▲24飛△23歩▲77角△88飛成▲同角△24歩▲11角成



少しは役に立ったと思ったら拍手ボタンやこちらのボタンを押してください

将棋 ブログランキングへ

次回からの参考や、僕のモチベーションアップに繋がります

category: 横歩取り45角戦法

tb: 0   cm: 0

横歩取り△45角戦法を完璧に対策する-その1-  

僕はほとんど横歩取りは先手番でしか指しません

横歩取りは後手が戦型を誘導してはじめて横歩取りになります

また、横歩を取った局面でも、後手は33角戦法や45角戦法や33桂戦法やさまざまな戦法を選択できます


僕の経験上 アマチュアの将棋では

33角>45角>>>>>>>>相横歩>33桂馬

の順でよくやられます


33角戦法はプロでも頻繁に指されていて結論がでていません
後手が最大限に力を発揮できる戦法だと思います



45角戦法
45角戦法はプロでは絶滅しています(上図)
しかし、アマチュアでは人気です


理由は、先手が定跡を知らない、または受け間違いをすると後手が楽に勝てるからです



先手はまずこの45角戦法に対して絶対の自信がないと先手番で横歩取りができません



ですので、何回かにわたって45角戦法を完璧に対策していこうかと思います


category: 横歩取り45角戦法

tb: 0   cm: 2

駒の特性と相性-桂馬-  

今回は桂馬です

桂馬の特性

・駒を飛び越えられる

これに尽きると思います

利きが特殊なので、他の駒ではできない技も桂馬には可能です

主に突破口を開くために使うことが多いです

たとえば、矢倉崩しの必殺技 歩頭桂があります
桂馬1

取れば▲同歩で玉頭に傷を残せます
金が逃げれば香をとってもいいし、そのまま残して桂馬の利きで拠点にすることもできます


また、機動力に非常にすぐれていて、初期位置から3手で成ることができます

成ると 金になりますね
桂馬も香車と同じくほとんどの場合は成った方が良いでしょう




桂馬の相性

桂馬が得意な駒

金です

金頭の桂という手筋もあります

よくある詰将棋の問題 寄せの問題だと思います

桂馬2

3手詰めですが
答えは▲23桂△同金▲32金打です

桂馬4

桂馬3

初手、単に▲32金打は、△同金で失敗

手筋の金頭の桂で金の位置をずらして頭金で詰みます

▲23桂に△41玉は▲42金打、△21玉は▲11金で詰みます



桂馬が苦手な駒

歩と銀です

桂馬は頭が丸いので、歩で取られてしまいます(画像は歩の回の使いまわし)
桂頭 角頭

桂の高跳び歩の餌食という格言がありますね

桂頭は将棋の急所の1つなので常に気をつけなければなりません
桂馬はバックできないので桂馬を跳ねるときは常に注意しなければなりませんね

また、攻める方は桂頭を狙うと厳しい場合が多いです



銀も苦手です

桂頭の銀という手筋があります

桂馬の利き(赤)には銀の利き(青)があるので、桂馬がどっちへ逃げても銀で取られてしまいます
また、このまま放置すると銀は前にも進めるので、桂馬を取られてしまいます

桂馬5


桂馬と相性のいいコンビは角です

角の桂馬の例と美濃崩しです片美濃崩し8




これは僕の個人的な考えですが


歩の使い方が上手な人は将棋が上手い
香車の使い方が上手な人は将棋が強い

そして、桂馬の使い方が上手い人が将棋に勝てる

と思っています

トッププロの対局を見てみると、勝っている方が桂馬の働きが優れていることが多いと思っています

振り飛車は左桂を捌ければ勝ちとも言われていますので、僕のこの考えは完全に間違いではないと思います


桂馬は歩で簡単に取られてしまう駒ですが、将棋の駒の中では1番躍動する駒だと思います


駒たちが躍動する将棋を指したいのであれば、桂馬を意識するといいでしょう

羽生の法則2 玉桂香・飛角の手筋 (将棋連盟文庫)羽生の法則2 玉桂香・飛角の手筋 (将棋連盟文庫)
(2011/10/14)
羽生 善治

商品詳細を見る

少しは役に立ったと思ったら拍手ボタンやこちらのボタンを押してください

将棋 ブログランキングへ

次回からの参考や、僕のモチベーションアップに繋がります

category: 将棋 勉強

tb: 0   cm: 0

駒の特性と相性-香車-  

今回は香車の特性と相性を紹介します


香車の特性

・前なら何マスでも進める
・それ以外は進めない
・成ると、金になる
・端にそれぞれ1枚ずつ



・前なら何マスでも進める

香車は大駒以外で唯一行動範囲が無制限です

香車1
例えば、この図では
香車は1マスだけ動くことも可能です
しかし、2マスも可能
51まで一気に行くことも可能です

香は下段に打てという格言があります

それは香車は下段から打つ方が選択肢が増える(利きが増える)からです

香車3

このように香車を上の方に打ってしまうと、62の香車は1マス前にしか進めません
これでは歩と同じ価値しかありません

むしろ取られた時のリスクを考えると歩の方が価値が高い(歩の方が低燃費)


香車2

また、前だけの性能を見ると飛車と同じです

地味な駒ですが能力は高いと思います


・それ以外は進めない
つまり、歩と同様 横 斜め 後退はできません

歩と違い取られたら相手に香車を渡すことになるので、このようにバックできない駒を動かすときは慎重にならないといけません



・成ると、金になる

成ると金になりますが、成らないという選択もできます

香車のまま使うということです

稀に寄せの手順などで出てきますが、基本的には成った方が良いでしょう

頭の片隅に成らないという選択肢を残しておくぐらいですね



・端にそれぞれ1枚ずつ
初期局面

初期局面では隅っこに1枚ずつ
お互い2枚 合計4枚あります

しかし香車は前しか進むことができないので、戦いが起こりやすい中央へ持っていくには難しいです

香車は中央で使うには必ず持ち駒から打たなくてはいけません


持ち駒にするには香車を取るしかないです


少し特殊な感覚ですが、駒を捌く という概念に駒をタダで取らせることで捌くというものがあります

香車は初期位置では使いにくいので、相手に1手かけさせて香車を取らして、働いてない自陣の香車を犠牲に1手稼ぎ香車を捌くという考えです


また、その取られた香車を相手が使って取り返せば今度は自分が自由にその香車を使うことができるからです


歩をうまく使う人が強い という言葉がありますが

歩以上に使いにくい香車をうまく使う人がもっと強いと僕は思います





香車の相性です

香車が得意な駒


底歩 香車
このように底歩には香車といって底歩にはめっぽう強いです

香車6

歩の裏に香車を打つことが好手になることが多いです
後手は歩でガードすればいいんですが、二歩なのでできません

また、歩と同様に角や桂馬といった頭の丸い駒にも強いです
ここは、歩と同じ説明なので省きます





香車が苦手な駒


実は苦手な駒も歩です


香車5

このように、歩で叩かれると前しかいけない香車は歩で取られてしまいます



香車と相性の良い駒は香車です

香車は重ねて打てば打つほど威力が増します

香車7
極端な例ですが
図から▲17香不成△同桂▲同香不△同銀▲同香車不成(成りでもいい)
となり
香車8
詰みます



香車は利きを足すのが非常に簡単です



田楽刺しと呼ばれる手筋も、香車の利きを活かした手筋ですね







香車は能力が高い駒だけど、初期位置の関係上扱いにくい
その駒をうまく使えるようになれれば上達の証

羽生の法則2 玉桂香・飛角の手筋 (将棋連盟文庫)羽生の法則2 玉桂香・飛角の手筋 (将棋連盟文庫)
(2011/10/14)
羽生 善治

商品詳細を見る

やはり駒の手筋を学びたければ羽生の法則ですね



少しは役に立ったと思ったら拍手ボタンやこちらのボタンを押してください

将棋 ブログランキングへ

次回からの参考や、僕のモチベーションアップに繋がります


category: 将棋 勉強

tb: 0   cm: 0

駒の特性と相性-歩その2-  

前回に引き続き歩の特性と相性を紹介します

前回は特性でした

今回は歩の相性です



歩が得意な駒

角と桂です


角と桂馬は前方に利きがなく頭が丸いです

桂頭 角頭

例えば上図のように、なれば歩で角と桂を取ることができます

桂馬の高飛び歩の餌食
角頭を狙え
という格言がありますが、まさにその通りです

桂頭と角頭は将棋の弱点の基本なので、攻める場所を迷ったら、ここを自然に攻めれるようになりたいですね




歩が苦手な駒

香です

歩は1マス前しかいけません
しかし香車は前ならいくらでもいけます

また、二歩という制約も香車にはありません

相手に渡すリスクを排除すれば完全に歩の上位互換になります


底歩 香車

例えば、底歩という歩の手筋の天敵は香車です

金が逃げると玉が取られるので逃げれません
また、二歩になるのでもし、手持ちに歩があったとしても57歩と蓋することもできません



実は歩という駒は将棋の駒の中でも1番特殊で

全ての駒に利きが劣ります

得意と書いた角や桂にも配置によれば、タダで歩が取られます

歩は1マス前しか利きがないので
横、斜め、後ろ それぞれ隙だらけです


しかし、上手く使うことができればどの駒よりも強くなります

先ほどの角頭の歩が代表例ですが

銀頭の歩 金の斜めの歩

それぞれ取らせることで駒の弱点をつけます

香車には叩きの歩や連打の歩が有効です

飛車にも手筋を組み込めば歩のまま取ることも可能でしょう
しかし飛車には最強の駒である と金で斜めから攻めるのが1番取りやすいです



歩は最弱の駒でもあり最強の駒でもあります


ローリスクハイリターンな攻めも受けもできるので非常に効率がいいです



つまり、歩とコンビを組んで相性のいい駒は

歩・香・桂・銀・金・角・飛・玉

全ての駒です


歩の目線から将棋を見ると突き捨てられたりして可哀想な感じがしますが

協調性が1番優れている駒なので、ハーレムですね



少しは役に立ったと思ったら拍手ボタンやこちらのボタンを押してください

将棋 ブログランキングへ

次回からの参考や、僕のモチベーションアップに繋がります

category: 将棋 勉強

tb: 0   cm: 0

駒の特性と相性-歩その1-  

将棋には駒の手筋があります

その手筋は駒1枚で成立するものや、複数の駒を合わせて成功するものがあります


それらの手筋を実戦で自然に使うためにはそれぞれの駒の特性と相性を知ることが重要です



今回は歩です


歩の特性

・1マス前にしか進めない
・全部で18枚と最多
・成ると金になる
・最弱の駒

こんなところでしょう


それぞれ見ていきます

・1マス前にしか進めない
初期局面
図は将棋の初期局面です
ここから先手はどの歩でもいいので動かして、成るまでに最短で何手かかるでしょうか?
同じ筋の歩を進め続けると4手ですね

もし、27の歩がいなければ、飛車は1手で成れます
77の歩がいなければ角は1手で成れます

それだけ歩はノロマです

また、横・斜め・後退はもちろんできません それだけ他の駒に機動力が衰えます



・全部で18枚と最多

歩は初期局面ではお互い9枚ずつ 合計18枚あります
次に多いのはお互い2枚ずつ合計4枚の金銀桂香です
圧倒的な差ですね

歩の数が多いので、それだけ駒台に歩が乗る機会が多くなります
駒台に歩が1枚だけでなく2枚以上あることも多いです
持ち駒を打つと普通はすぐに行けない場所に1手でいけます

代表的な歩を打つ手筋は「たたきの歩」「連打の歩」「垂れ歩」「底歩」などがあります
連打の歩以外は歩1枚ですが、連打の歩は歩を2枚以上使う手筋です


歩の数が多いので歩の手筋を使う手筋も多くなるのは必然です

しかし二歩には注意しましょう



・成ると金になる

金の価値は一般的に、大駒の次に高い駒です

その金に歩が成れるので、と金という駒は非常に強い駒です
と金で攻めることができたら優勢になりやすいです



・最弱の駒

歩は1マス前に進めない最弱の駒です
いくらさまざまな歩の手筋があるとしても二歩の制約もありますし、最弱の座は覆らないでしょう

しかし、歩で攻めること 歩で守ることができれば非常に効率が良いです

先ほども書いたとおり歩が成ると金になります
その、と金と相手の歩以外の駒を交換することができればそれは駒得です 取られても、と金は歩になるので駒得です
もちろん と金でなく生の歩と相手の歩以外の駒を交換できたら駒得です

トランプの大富豪(地域によっては大貧民)で前回大富豪の人が前回大貧民の人から強いカード2枚をもらう換わりに、大富豪が大貧民に弱いカード2枚をあげるルールがありますね

歩との交換はそれと同じです

もちろん歩が大富豪の渡すカード 歩以外の駒が大貧民の渡すカードです


また、歩で相手の攻撃を受けることができれば、その守備を突破するには相手は歩を退かすことが必要となります
その退かすということが駒の交換に繋がるなら歩と相手の歩以外の駒になれば駒得です




歩は大富豪のジョーカーにも、ババ抜きのジョーカーにもなります


うまく使えば 大富豪のジョーカー つまり最強のカード 最強の駒になります
一歩千金です

しかし使い方が下手で相手に歩ばかり押し付けられるとババ抜きのジョーカーを引かされる状況です



歩の使い方が上手くなるとグッと棋力は上がるでしょう


次回は歩の相性を紹介します


歩の手筋は羽生の法則で覚えました
将棋連盟文庫 羽生の法則1 歩・金銀の手筋将棋連盟文庫 羽生の法則1 歩・金銀の手筋
(2011/09/13)
羽生 善治

商品詳細を見る


少しは役に立ったと思ったら拍手ボタンやこちらのボタンを押してください

将棋 ブログランキングへ

次回からの参考や、僕のモチベーションアップに繋がります

category: 将棋 勉強

tb: 0   cm: 0

美濃崩し-片美濃-  

前に片美濃囲いの特徴と横からの崩し方を紹介しました


こちらを参照してください


片美濃崩しは美濃囲いの基本で、攻めも守りも片美濃囲いを知ることでより効果的になります



今回は、斜め・端・縦の攻めを紹介します


斜めの攻めは一撃必殺の筋があります

片美濃崩し7
角のラインをいかして、玉のコビンを攻めます

持ち駒の桂馬を使って王手します

片美濃崩し8
すると、角が利いているので歩では取れません
以下、どこへ逃げても金うちで詰みです



端の場合は片美濃囲いを作っている金銀が完全に無効化されます
片美濃崩し9
71玉と逃げられると捕まらないので、そこに逃がしてはいけません

よって、▲93角と王手をします

△92玉と逃げると、▲71角成の開き王手が両王手で相駒が利かず詰みです

片美濃崩し10
よって、△81玉と逃げますが、手筋の捨て駒があります

片美濃崩し14


玉を危険地帯へ誘う▲92銀の捨て駒です

取るしかありませんが

片美濃崩し11

狙いの▲71角成りが実現し詰みです

合駒は利きません △93合▲同香成△91玉▲82馬までです




最後に縦から崩す場合ですが、竜の利きがあるとより強力です


片美濃崩し12
図は竜が睨んでいて後手は銀を動かすことができません

一気に83の地点へ殺到します

片美濃崩し13

同銀と取れないので、玉を逃げるしかありませんが金を打って詰みです

また、図のように▲83桂成といった場合は香車の利きが強力なので、最後は金打ちではなく▲82成桂でも構いません


最初に▲83香成といった場合は最後に金、銀、角の斜めに利く駒が必要なので確認してみてください






前回の横

今回の斜め・端・縦の攻めは全て基本中の基本です


相手の陣形(端や歩の位置)や自分の持ち駒や盤上の攻め駒の位置によって、攻め方が少し変わってきますが、基本は同じです


また、最後の縦の攻めで紹介したように

複数の攻めを合わせることでより厳しくなります



図は出しませんが、端攻めをし、端を詰めさしてから横から攻めたりです(挟撃体勢になる)



横からの場合は71の金が急所です

端や斜めから攻める場合は美濃囲いの金銀を完全に無力化するような攻めが急所です




片美濃囲いの崩し方は全ての美濃囲いを崩すことの基本なのでぜひマスターしてください



美濃崩し200 (最強将棋レクチャーブックス)美濃崩し200 (最強将棋レクチャーブックス)
(2010/12)
金子 タカシ

商品詳細を見る



少しは役に立ったと思ったら拍手ボタンやこちらのボタンを押してください

将棋 ブログランキングへ

次回からの参考や、僕のモチベーションアップに繋がります

category: 将棋 勉強

tb: 0   cm: 0

実はよくわかってない急戦  

謎急戦1

さっき24で対局してて、よくわからない急戦された


角道を開けないで急戦仕掛けてきた


居飛車側の主張は、角道開けたまま仕掛けたら捌き合いになって囲いの差がでるから、飛車と銀だけで攻めてしまおう

ということだと思います


僕は居飛車を持って急戦をしますが、これはちょっとやる気がおきません


角を使わないので角落ちのような感覚で戦わないといけませんし、角が壁になってるので、書く落ちの方がよっぽどいいです


実戦はなんとか勝てたのですが

序中盤のわかれは居飛車優勢だったと思います



終盤に囲いの差でねじ伏せることができましたが、正しい受け方がわからなかったです


こちらが実戦です





まとめ
・よくわからない急戦には美濃に囲って攻めあいを目指す




この戦法なんか名前あるんでしょうか


category: 将棋 研究

tb: 0   cm: 0

将棋倶楽部24で初段になりました  

私事ですが、将棋倶楽部24で初段になりました

半年ほど使えなかったのですが、2週間ほど前からなぜか使えることが発覚しまして、がんばってレートをあげました


早指しメインだったので、15分対局なら初段の実力もないかもしれないですね


24初段は僕の中での区切りになったので、記念として棋譜を載せます


今回は完全に日記です



はい 最後は相手のミスに助けられました

終盤力って大事ですね

category: その他

tb: 0   cm: 0

攻めの手を繋ぐ -そのために参考にする棋士-  

うまく攻めを繋ぐにはどうしたらいいか?


これは将棋の永遠のテーマの1つだと思います


僕ごときが明確な回答を出せるはずがないですが、それでも僕なりの見解を書きたいと思います



むやみに精算しない


これに尽きると思います


精算と駒の利きが集中しているところで、総交換することです


とって、とって、とって、とって、うちこみ~

みたいな読みをするところがあります


その利きが集中しているところは攻めの拠点となっています

そこで総交換をすることによって突破はできます

しかし、その分相手にも駒を渡すことを忘れてはいけません


もし、そこからの攻めを失敗してしまった場合 精算をして相手の持ち駒も豊富になっているのでより反撃が厳しくなってしまいます



また、「含み」という言葉があります

狙いが2つ以上ある手や駒のことを言います

この拠点となっている部分は、精算をする含みが1つあります

しかし、精算以外に手があるならば、そちらを選択することも可能です

精算以外の手を選択した場合もすぐに精算の含みが消えることは少ないですので

これからの局面も常に精算の含みが残ります

そうなってしまうと、攻めの選択肢が増えているので受ける方は大変です



逆にすぐに精算をしてしまうと、これからの攻めに精算という含みがなくなってしまい攻めが単調になりやすくなってしまう恐れがあります



将棋の格言で

「有利な時は単純に」という言葉があります

この格言を「攻めているときは単純に」と勘違いしている場合があります

攻めている=有利とは限りません

攻めていても互角だな~と思ったらできるだけ含みの多い選択肢をすることがうまく手を繋ぐことになります


また、「不利なときは複雑に」という格言もあります

これも、受けている=不利とは限らないので受ける方は互角だと思えば、できるだけサッパリさせた方が一直線な攻めになるので受けやすいです




攻めの手を繋ぐことは常に選択肢を持つこと

一直線にするのは優勢を意識したとき

互角だと思えばできるだけ精算をしない攻めをしない方が反撃も来にくくなる

つまり攻めが長く続く

攻めているほうが実戦的に勝ちやすい


ということです



直線と曲線を上手く使いこなすことが大事だということです



ここまで読んでサッパリだ という人はたくさんいると思います

僕もこの攻めを繋ぐということは難しいので書いててサッパリです


また、この攻めを繋ぐということをどうやって学べばいいのか?という問題もあります

やはりこのようにわかりにくい概念は棋譜並べが1番だと思います

プロ棋士でタイプ分けすると

・互角の局面で曲線 優勢になれば直線
羽生さん

・常に直線を好む
谷川さん

・常に曲線を好む
米長さん

これは勝手な僕の印象ですが、大雑把に分ければこんな感じだと思います


谷川さんのように常に一直線にいくと1つのミスで大逆転される可能性がありますが、一気に勝つことができます
ハイリスク ハイリターンの将棋だと思います
みている方は爽快です


米長さんのような泥沼流と呼ばれる将棋は常に局面が複雑なので将棋の自力 大局観が優れていないと正しい形勢判断ができません



羽生さんのように曲線と直線をうまく使い分けるようになれれば1番勝ちやすいと思います
一直線に決めるのは優勢を核心してからなので逆転される可能性もそれだけ低いからです






まとめ

羽生さん谷川さん米長さんの棋譜を並べまくれば強くなる


将棋をうまくなりたいなら羽生さんの棋譜

将棋の決め方を学びたいなら谷川さんの棋譜

将棋の力をつけたいなら米長さんの棋譜

この3人は本当に間違いないと思います


category: 将棋 勉強

tb: 0   cm: 0

四間飛車最強の構え  

四間飛車を指すにあたって対策するべきことは

・急戦
・左美濃
・穴熊
の3種類にわけることができます


そのうち、左美濃と穴熊は持久戦と分類されます

持久戦は普通に組み合うと居飛車に堅さ負けしてしまうので四間飛車から果敢に仕掛けていきます


左美濃には藤井システムのような玉頭戦
穴熊には48飛車戦法をおすすめしました

それぞれ過去の記事にあるので興味があれば参照してください

これらの特徴は▲39玉型で、居飛車が急戦に変更してきた場合でも藤井システムより強く戦えるということです



四間飛車は常に急戦に来たら対応できるようにしながら、持久戦を牽制することがポイントとなります
最強1

この局面で端歩を突くことがポイントです
左銀の動きを保留していることと39玉型です
銀を保留する意味は48飛戦法にしたときに、▲68銀とする含みを残しています


ここで相手が端歩を受けるかどうかがはじめの分岐です


・端歩を受けた場合

これで穴熊は薄くなりました
例え穴熊にされても、端攻めが厳しくなるので居飛車は組みにくいです

ですので、急戦か左美濃かの2択に絞っていいでしょう

48飛としなくて良いので立ち遅れている銀を使っていきます
最強2

左美濃の場合は持久戦なので、△53銀とします これを見て振り飛車は▲46歩とします
また、急戦の場合は△42銀です これを見て振り飛車は▲82玉と入城します

まだまだどちらかわからない△74歩には▲67銀でもう1手様子をみます




・端歩を受けなかった場合

端を突きこします
最強4

居飛車はまだ、急戦、左美濃、穴熊全ての可能性があります

居飛車はこの局面で△42銀 △53銀 △74歩の3択でしょう

△42銀と急戦を目指した場合は先ほどと同じように▲82玉と入城して十分です 端を突きこしているので終盤で通常より勝ちやすくなります


△53銀と持久戦を目指す手は先ほどと同じように▲46歩とします
以下、左美濃にすれば玉頭から仕掛け 穴熊なら48飛戦法にシフトできます


△74歩ともう1手居飛車が様子を見てきた場合は難解です

全てにプラスになる手を指すことが難しいですが、1番無難なのは▲78銀です

以下、急戦や左美濃なら合流するので問題なし

穴熊の場合は、48飛戦法にすると、78銀より68銀の方がいい場合があります

細かいところなので気にしなくてもいいかもです

どうしても気になるという人は、この場合は48飛戦法を捨てて、普通の66銀型や56銀型や78銀型にシフトして戦うと良いでしょう


あくまでも僕個人の考えなのでこのあたりの序盤構想を人によってかわると思いますし、僕はこれが完璧な最善とは思っていません(現時点ではこれが最善と思っているが、将来的に変わる可能性がある)




まとめ
・左銀の動きはできるだけ保留する
・玉は急戦が確定するまで31玉
・42銀には82玉
・53銀には46歩





居飛車側に急戦か持久戦かの選択する権利がある以上、四間飛車側は居飛車以上に緻密な序盤戦術が必要だと思います

category: 将棋 研究

tb: 0   cm: 0

攻めて勝つ  

将棋は相手の玉を詰ませば勝ちです

部分的に大きな駒損をしていても自玉が受けなしでも相手玉を詰ませば勝ちです

詰ますためには攻めないといけません

攻めには段階があります

1.攻めの準備をする
2.敵陣を攻める
3.敵玉の囲いを攻める
4.玉を寄せる(詰ませる)

です

まずは攻めの準備をします
棒銀をして銀を繰り出したり、石田流にしたりすることです
この時に同時に自玉を囲うことがほとんどです
ある程度将棋をした人は囲わないで攻めると反撃が厳しいことが知っているので囲いますね

次にいよいよ攻めます
歩を突き捨てたり、足し算の攻めをしたりあらゆる手段を使って敵陣突破(主には駒を成る)を目指します
突き捨てなどで攻め手は駒損することがありますが、敵陣突破という成果を得ます

敵陣を突破したらあとは敵玉を狙いますが、いきなり王手をしてもうまくいきません
まずは、囲いの金銀 特に急所の金を攻めて囲いを弱体化させます

最後にいよいよ玉を寄せます
自玉の安全度と天秤にかけながら場合によっては飛車角をバシバシ切って詰めろや必至、即詰みを狙います


これが攻めの流れです

しかし、実戦は相手からの反撃もありますのでここまで一方的になることはあまりないです

もし、一方的に攻め続ける技術があればかなり勝ちやすいと思います

穴熊が最強と言われる所以はここにあります 絶対に王手がかからないので、どんどん攻めて敵に必至をかければ勝ちだからです


しかし、攻めが切れて穴熊だけを残った状態を穴熊の姿焼きとも言います


将棋の攻めで需要なのは
先ほどの1〜4の流れを途切れさせないことです(途切れる=反撃がくる)
このことを攻めの手を繋ぐといいます



では、手を繋ぐ攻めをするにはどうしたらいいか

前提条件として先制攻撃です

先に攻撃されると逆に相手からうまく手を繋がれて一直線に負けてしまう可能性があります
前回の受けの話でもしましたが、受けは1度の間違えが取り返しのつかない場合があるので難しいです


では、居玉で攻めるのが最強なのか?となりますが、やはり囲わないといつ反撃が来るかわかりません

ですので最低限の囲いは必要です

最低限の囲いで先制攻撃できる戦型

つまり
居飛車急戦です
もちろん振り飛車側も定跡が整備されているので捌き合いで互角にはなりますが、やはりはじめに一瞬でも受けにまわる振り飛車の方がミスはでやすいです
(ちゃんと定跡を知っていれば振り飛車も反撃できて攻め合いになります)

逆に居飛車穴熊は危険です
振り飛車側からの急戦があるからです
穴熊は囲えば一方的にしやすいですが完成するまでの振り飛車の急戦を完璧に受け切らないといけません


これまでは、対抗形 つまり横の将棋を前提に話してました

相居飛車や相振り飛車のような縦の将棋の場合も考えは同じですが、お互いの玉が相手の飛車と向かい合っているのでより攻めが厳しくなります
3と4が同時に行われます

また攻めが厳しくなるということは反撃も厳しいので攻め合いになりやすいです

僕は縦の将棋はあまり得意ではないのですが、経験上 受け一方になる展開は相当相手が無理攻めをしない場合以外は負けます
縦の将棋は先制攻撃がより有力になります
矢倉の定跡は先手の攻め 後手の受けという構図ですが、絶対に後手はどこかで反撃し攻め合いにしないといけないです




まとめ
ずっと攻め続ける方がずっと受け続けるより勝ちやすい=ミスしにくい(無理攻めとは別)

最低限の囲いで先制攻撃が理想

弱い囲いは反撃が厳しいが、堅い囲いは先制攻撃されるリスクがある

縦の将棋はどこかで攻め合うのが理想


次回は手を繋ぐ方法を紹介したいです


category: 将棋 勉強

tb: 0   cm: 0

受け将棋とは?  

受け将棋という言葉があります

言葉の響きだけを聞くと全く攻めないで完全に相手の攻めを切らす将棋だと思います

間違ってはいないのですが、正しいとも言い難いです

そもそも、攻めを受ける方は、相手の様々な攻め筋の変化を全て読んだ上で受け続けないといけません

ひとつでも読み抜けがあったり相手より読みの精度が低いとすぐに潰れてしまいます


受けには幾つかの種類があります

・切らす受け
・避ける受け
・責める受け
・制圧する受け


切らす受けは1番想像しやすいです
相手の攻めをとことん受けて自分の安い駒と相手の高い駒を交換していき、相手の攻めを切らします
これができればいいですが、かなりの実力差があるか、相手がかなりの無理攻めをする場合でないと狙えません


避ける受けは、駒得しながら受けるというよりは、効率重視の受けです
相手の攻め駒から逃げることによってそこに放置された攻め駒を遊び駒にしようということです
主戦場から遠ざかった遊び駒は戦力としてカウントしにくいので駒得していないのに、駒得したかのような受け切りができます
しかし避ける受けはかなり難易度が高いので狙ってできる方はすごいですね


責める受け
これは、相手の攻め駒を逆に責めて、根元から攻めを切らしてしまおうという受けです
実戦では1番でやすいと思います
もちろん、攻め駒を責めることに失敗した場合の反動はきびしくなります


制圧する受け
位を取ったりして盤面を制圧して、相手の攻め駒の動く範囲を少なくします
どちらかというと攻めに分類されるかもしれません



これらの受けを使って、完全に攻めを切らすことができればいいのですが、そうはいきません

じゃあ受けた後はどうなるのか?

そこが重要です

相手からの攻めを上手く受けたとします

すると1度相手の手が緩む瞬間があります

その瞬間は、遊び駒の活用をはかったり、次の攻めのために力を蓄えたり、自陣に手を戻したときです


この瞬間に受け手が反撃、もしくは反撃の準備をします

攻める方は基本的に駒損します

ですので、受け手は駒得しています

受け将棋の真の狙いはこの反撃にあります


反撃の方法は2種類あると思います

ひとつはわかりやすく、ひたすら攻める
疲弊した敵陣に豊富な持ち駒を使ってどんどん攻めます

もうひとつは、反撃の準備です
例えば敵陣に飛車を下ろしたり、垂れ歩でと金作りをみせます

次に手番が回ってきたら攻めますよ と相手にプレッシャーを与えます
相手は1度受けられ戦力不足に陥っている状況なのでさらに攻める(無理攻め)か受けに回って反撃を待つかになります



受け将棋の狙いは反撃なので、受ける側は常に反撃の準備をしながら受けたいです


すごく抽象的な概念なのでわかりにくいと思います

例えば
居飛車急戦と四間飛車があります

四間飛車は受けの戦法だと言われる場合があります

その名の通り、居飛車は急戦でガンガン攻めますが、振り飛車はどうしますか?

捌きますよね?

その捌くというのが反撃を見せた受けの最たる例です

その後居飛車の攻めがひと段落すれば、振り飛車は飛車を打ち込んだり、と金を作ったりして反撃しますよね

決して受け潰しではなく攻め合いで勝つことの方が多いはずです


受け将棋といえば森内さんです

森内さんは序盤受けますが、後半ギアチェンジして一気に反撃しています



僕が言いたかったことは、受けの将棋の意味を受け潰す将棋だと思わないでほしいです

受け潰す将棋も受け将棋ですが、それは難しいので はじめは受けるが反撃を狙っているのも受け将棋だということです


しかし受けというのは難しい概念なのでこれ以外にも考え方があると思います

いろいろな考えを知ることは上達に繋がります

category: 将棋 勉強

tb: 0   cm: 0

四間飛車での穴熊対策  

僕は四間飛車をしたときに居飛車穴熊対策は48飛戦法を使っています


48-1.gif
図は48飛戦法ではないですが、居飛車が△12香と上がった瞬間が振り飛車の仕掛け時です
ここから▲25桂~▲45歩と角筋を使って攻めて振り飛車十分です


居飛車はすぐに△12香と上がらずに、上部に厚くしてからしますが、その間に振り飛車は▲48飛と回って力を溜めます

これが48飛戦法です

こちらも仕掛けるタイミングは△12香です

48-3.gif
図はすでに振り飛車良しです
48の飛車が41の金を睨んでいるので後に▲41飛成と金をぽろっと取れる可能性があります


居飛車は万全にしてから穴熊に組みますが、やはり△12香とすれば桂跳ねから仕掛けてよしです
48-2.gif



振り飛車は玉飛接近ですが

それ以上に穴熊を組ませないことが大きいと思います


それなら藤井システムでいいじゃないか

と思われますが、玉が39まで囲っているので、居飛車が急戦にしてきた場合に藤井システムより強く戦えます

最悪の場合ですが48飛としているので最低でも玉頭から攻め合いにできます



こちらの戦法は四間飛車を指しこなす本2に詳しく載っています


居飛車が穴熊に拘ってくれればかなり勝ちやすいと思います



まとめ

・玉は39
・居飛車が△12香とした瞬間に仕掛ける
・玉飛接近なので注意

四間飛車を指しこなす本〈2〉 (最強将棋塾)四間飛車を指しこなす本〈2〉 (最強将棋塾)
(2000/05)
藤井 猛

商品詳細を見る

category: 将棋 研究

tb: 0   cm: 0

四間飛車での左美濃対策  

居飛車の持久戦の1つに左美濃というものがあります
左美濃と言っても天守閣美濃や4枚美濃、米長玉の銀冠になったりといろいろですが、ほぼ同じなのでまとめて左美濃と言うことにします
左美濃5
図は左美濃に対して普通に四間飛車が囲ったところですが、このまま振り飛車側から見て左側で戦いが起これば
居飛車がよくなります
理由は玉の堅さの差です
居飛車の左美濃は3段目に玉がいるうえに金銀4枚なので横からの攻めに非常に強いです
それはもう振り飛車の美濃囲いより強いです
ですので、無策で組み合うと振り飛車が当然悪くなります
もちろんガッツリと組みあって戦う方法がありますが、今回は1番わかりやすいと思う方法を紹介します


左美濃1
この図が急所です
居飛車の△44銀に対して▲45歩と追い返し△33銀引とした局面です
対左美濃にはこの45の位を取ることが1番の急所です

左美濃は横からの攻めには強い反面上からの攻めには弱いです
玉が3段目に来ているので上から攻められるともろに攻撃を喰らいます
振り飛車はそこに目をつけ、玉頭から攻め潰すことを狙います

ですので、囲いも39玉のままがよいです 28まで囲うと反動が厳しくなりますし、将来の△55角が王手になってしまいます



左美濃2
居飛車は22角のままだと角が使えないので転換して26の歩を狙ってきました
ここから一気に振り飛車は攻めます


左美濃3
▲25歩△同歩▲同桂とし、銀取りなので△22銀と引きます
そこで▲24歩と玉頭を叩きます。取れば▲22角成で優勢なので△12玉と引く一手ですが


左美濃4
1筋を突き捨て、3筋もつき捨て、香車を走ります
居飛車は△13歩と蓋をするぐらいですが△33歩と叩きます これが激痛で、3筋を突き捨てた効果です
同銀は駒損するので、△同桂ですが、端が弱くなった瞬間に逆モーションの▲13香成!
△同銀の一手に

▲33桂成として下図

左美濃6

これで振り飛車勝勢です


このように玉頭から攻めれば居飛車の金は全く働きませんね

相手が左美濃の可能性がある場合は、39玉型のままにしておくのが良いと思います




この攻め方は藤井システムに分類されるかもしれませんね
厳密にはどうかわかりませんが、これが1番わかりやすいので覚えておいたほうがよいでしょう


まとめ
・31玉型
・45歩と位を取る
・25歩~の攻め
・1筋~3筋のつき捨て



この攻め方は、そのまま四間飛車を指しこなす本3に載ってます

もっと詳しい分岐もありますので四間飛車党は買いの一手です

四間飛車を指しこなす本〈3〉 (最強将棋塾)四間飛車を指しこなす本〈3〉 (最強将棋塾)
(2000/06)
藤井 猛

商品詳細を見る



対左美濃で定跡通りにいった将棋があったので、参考までに


category: 将棋 研究

tb: 0   cm: 1

四間飛車での右四間飛車対策  

右四間飛車は単調ながらとてつもない破壊力がある戦法なのでアマではかなり人気な戦法です

僕も右四間飛車をよく指しましたし、よく右四間飛車にやられました

あくまで僕なりの対策なので最善かはわかりませんが紹介します

みぎしけん1
この構えが1番良いと思います
ポイントは
・31玉型
先に美濃囲いを完成させることによって強い戦いができます
・22角型
右四間飛車の狙いは後に▲25桂として、33角を退かせることです
ですので、はじめからその筋を避けていればいいということです
・43銀型
54銀と腰掛けないのがポイントです


例えば図からいきなり▲45歩としかけますと、後手は△35歩と反発します

以下、3筋の桂頭攻めの方が早いので振り飛車良しです

みぎしけん2


また、同歩と応じれば、こちらも△45歩と応じて、角交換に飛車先を叩いて角を打って良しです
みぎしけん3



仕掛けないで、先手が玉を囲いに行くと、後手は△35歩と突き捨てて3筋に回ります
こちらも桂頭を攻めてよしです

みぎしけん3




ざっとですが、僕はこれで振り飛車は良いと思ってます


右四間飛車側ももっと序盤から工夫はできると思いますが、僕は専門外なので気になる人は右四間飛車側、四間飛車側問わず各自で研究すると良いと思います


僕はあまり右四間に重きを置いていないのでこれぐらいで終わらせたいと思っています


もし、いずれ右四間に興味がでてきたら両方の立場で研究したいですね

category: 将棋 研究

tb: 0   cm: 0

第39期棋王戦五番勝負 第1局 感想  

渡辺さんの先手で序盤の駆け引きの末 横歩取りになりました


みうなべ1
三浦さんは端歩を突きました 相手の手を見てから最善の玉型にする狙いです
具体的には、△51金と中原玉にするか、△62金と金開きにするか、場合によっては△41玉とする構想もあります


みうなべ2
この局面では僕は後手持ちでした
理由は端攻めの権利があるからです
△96歩~98歩~99角や、△93桂~85桂などです
しかし、後手はここで、△24歩としました
狙いは△24銀とすればすごく安定するので、後手は一方的に攻めれます
かなり突っ張った手で、僕はこれでいいなら話は早いけど、ちょっと欲張りすぎだな~と思いました


みうなべ3
渡辺さんは▲66角と切り返しました
この手をきっかけに先手が猛攻を仕掛けて先手よしになりました


みうなべ4
先手から見て右辺での戦いになったので後手の9筋の端歩が無駄な手になっています
先手はここで▲24歩と決めに行きましたが、単に▲56桂とした方がわかりやすかったようです



みうなべ5
あれから混戦になり、後手も一方的に攻められる展開から攻めあいにすることができました
流れは後手ですが、局面そのものはまだまだ先手がやれそうだと思っていました
この▲24香が僕が本局で1番ビックリした手です
△同銀と取らせた型が後手の飛車が使えなくなるという香車の犠打です
かと、言って放置は飛車を取られてダメ 横に逃げると金が取られて挟撃なので、後手は銀で取るしかないです
ちょっと思いつきませんね
思いついてもやはり、香をタダなので指せません


それから、後手は急所に角を打ち どちらが勝ちになってもおかしくないぐらいでした


みうなべ6
ここで渡辺さんは△93龍とじっと桂馬を取りました
この手は僕も予想していました
しかし、やはり91という急所に利いていた龍を引くのはもう、寄せがないので、もう1ランウンドやりましょうという手なので、寄せに見えない僕は自分ならこの手だな~と思っていました

僕は局面は先手が良いと思っていましたが、このもう1ラウンドする手を指したということはもしかしたら、後手が逆転なんじゃないか?と思いました



案の定、そこから後手は先手玉に猛攻を仕掛けます



みうなべ7
△69角成と迫った局面で、先手は▲66玉と逃げました
実はこの手も僕は予想していました
しかし、確実な読みがあったわけでなく、もう上へ逃げて寄らないことを祈るしかないと思いました
それに上に逃げたら、いずれ後手からの△45歩が飛車の横利きを活かした決め手になりそうだとも思いました

そこから先手はうまく上部を開拓しながら玉そのもので盤面を制圧して、最後は玉自ら詰みに参加して勝ちきりました


みうなべ8




すごい大熱戦でした

正直、43手目の図のとこでは、夕方には終局するんじゃないか?と思っていましたが、そこからの三浦さんの追い上げは凄まじかったです

また、渡辺さんの香打ちや、最終盤の玉の逃げ方などもすごかったです

もう すごすぎて すごい としか言えません


僕は渡辺さんも三浦さんも好きな棋士なので、どちらも応援しています

できるだけ長くタイトル戦が続いてほしいので、次局は三浦さんを応援します

category: 将棋 話題

tb: 0   cm: 0

得意不得意 どっちの土俵?  

得意戦法に持ち込むことは勝率アップにつながります

しかし、相手がいてこその将棋です

相手が戦法を決めて自分の得意戦法にできない場合もあります



例えば2手目に84歩とする場合は先手が居飛車党なら先手が戦法を決めれます

矢倉なら確実に先手が戦法選択権を持ちます


ここで、先手が矢倉が得意なら問題ないですが

後手はそれを承知の上で戦ってますので、後手にはそれを上回る自信があります

つまり、先手は自分の得意戦法で戦っていながら相手の土俵で戦っているという捉え方ができます


後手は最新の対策をして先手を迎え討つつもりです


もし、先手がそれ以上のものがなければすぐに不利になってしまいます


今回のポイントはここです

先手は得意戦法で戦える(先手よし)
後手はそれの対策が最新(後手よし)

これを先手よしにするには2種類あります

ひとつは
後手の最新対策よりさらに最新の対策をする

しかしこれはプロの将棋に明るくないといけないですし、プロの将棋は互角がほとんどです よって、良くて互角です

僕はもうひとつの方法

プロでは指されないが有力な戦法を使うです

矢倉であれば、最新の47銀37桂ではなく、森下システムや加藤流、雀指しも有力かもしれません

最新戦法に強い人がクラッシックな戦法にも強いというわけではありません

あまりプロでは指されないので本もあまり出ない

あまり勉強する機会がありません

つまり自分の土俵で戦いやすいのです

プロでは廃れていてもアマでは有力な戦法はたくさんあります

それも決して奇襲ではなく本格派戦法です


それらを積極的に勉強することで勝率も上がるはずですし、最新戦法を理解するときにも、なぜその最新型になったかという進化の過程がわかるのでより良いと思います



早石田やゴキ中わ角交換振り飛車を指す前に普通の振り飛車はどうですか?

居飛車穴熊を指す前に急戦や位取りはどうですか?


絶対にプラスになります

category: 将棋 勉強

tb: 0   cm: 0

第63期王将戦七番勝負第2局 感想  

第1局は感想を書いて、第2局は感想を書きませんでした

理由は、第2局の戦型が相掛かりで、僕は相掛かりは全くわからないので「最初から最後までよくわからなかった」というのが感想でした


それをわざわざ1つの記事でまとめるのは難しくて断念しました


しかし、第3局は僕の大好きな矢倉でした



後手の羽生さんが△53銀右急戦をしました

少し特殊な展開で先手が飛車先を受けずにつっぱりました

この手が成立するなら△53銀右急戦はかなり苦しくなると思います



僕は1日目はあまりニコニコ生放送の方はみれてなかったのですが


次の一手アンケートがあった局面がたまたま覚えていました(厳密には下図の1手前)
はぶなべ1
▲79玉と寄ったのですが、他の候補手では▲24歩がありました
僕はこの▲24歩だと思いました
瞬間的に1歩後手に渡しますが、やはり飛車先の歩をどこかで切りたいと思っていましたし、今なら大丈夫だと思いました



はぶなべ2
そしてここが封じ手の局面で1日目終了です
封じ手予想は解説どおりの▲55歩でした

この局面では先手持ちの意見が多かったようですが、僕は後手持ちでした
僕は観戦するときに、アマチュアならどちらが勝ちやすいかという視点で形勢判断をします

本局は
・後手が攻めている
・玉頭の叩きや継ぎ歩がある
・先手の飛車先が切れていない
という理由で後手持ちでした


2日目はやはり後手から継ぎ歩攻めが来て玉頭に拠点ができました

先手は飛車を連打の歩で反撃しますが、連打の最中に角を打つすごい手がでました

はぶなべ3

これはちょっと思いつかないです

連打が終わってる状態とかならこの39角は不思議ではないのですが このタイミングは驚愕でした


以下、羽生さんが玉頭を攻め、この角をうまいタイミングで切り挟撃体勢にして寄せきりました



本局を通して思ったことは、やはり実力が同じぐらいの人(プロ同士)が戦った場合は桂馬の働きで勝敗が決まるように思えました

本局も羽生さんの桂馬は73~77まで活用しましたが、渡辺さんは37のままでした



これで
渡辺2-羽生1
となりました


僕はどちらも好きな棋士なので1局でも多く対局がみたいです

フルセット希望なので次も羽生さんを応援したいと思います

category: 将棋 話題

tb: 0   cm: 0

おすすめの棒銀の受け方  

最近は四間飛車の勉強をやり直していて、そのときにみつけたオススメの棒銀の受け方を紹介します


棒銀の受け方は何種類かあると思いますが、僕はこの型が1番だと思います

ぼうぎんうけ1


普通に後手で棒銀を目指せばこの型になると思います

棒銀を仕掛ける側の基本は飛車先だけでなく、角頭、そして角道をこじあけるのがコツです

この図のポイントは

1.振り飛車の香が▲97香
2.高美濃囲い


1.振り飛車の香が▲97香
これは、▲98香でもあまり変わらないと思いますが、僕は棒銀受けに関してはこちらを推奨します
理由は、あとで△88飛や△99飛と打たれたときに香が取られないことと、△99角成が香取りにならないことです


2.高美濃囲い
棒銀の受け方は▲78飛+▲68金が最強だと思いますが、僕はこの守りの金が玉から離れることにすごく違和感があります
それも、ただ受けるだけの目的で離れるのは避けたいです
しかし、これは高美濃囲いなので振り飛車としては1番自然な形で受けれるのでこれでいいなら、これがいいというわけです




図から居飛車が攻めるなら7筋と6筋を絡めることになります どちらからやってもあまり違いがないので手順は省略しますが

▲55歩とつくのが振り飛車の狙いであり、高美濃を最大限に活かした手です

ぼうぎんうけ2

△同歩は▲65歩とする手が銀取りになるので振り飛車よし
放置は角道が止まるし、▲54歩と取り込まれる手も痛い
よってここは△同角の一手になります

そこで決め手に近い手があります

それが

▲56金です
ぼうぎんうけ4
大駒は近づけて受けよの法則です

先ほど僕は守りの金を左に使うのは違和感があるといいましたが、この場合は少し意味が違います

相手の攻め駒を責めて、さらに切らしてしまえる狙いがあるので 防御を兼ねた攻撃になっています

角取りなので角を引くしかありませんが、さらに金がでます

ぼうぎんうけ3

これで振り飛車優勢です

放置は75の銀が取られますし

振り飛車は、次の

▲73歩△同飛△74歩を狙います

そうなると銀得が確定で完全に棒銀を受けきりになるのであとは飛車を捌けば自然に勝つでしょう





この受け方は先手でしかできません

後手だと1手遅いので高美濃にする手が間に合いません
よって他の受け方をしないといけないです


僕はこれ以外の受け方は居飛車は互角にやれると思っています

ですので先手居飛車急戦VS後手四間飛車は少なくとも互角だと思っています

後手で棒銀をする場合は振り飛車のこの構えが強敵なので居飛車が何か工夫をしなければならないと思います





まとめ

ぼうぎんうけ1
この局面は先手勝率70%ぐらいだと思います



このやり方は四間飛車を指しこなす本1に載っていましたので知っている方は多いと思います
四間飛車を指しこなす本〈1〉 (最強将棋塾)四間飛車を指しこなす本〈1〉 (最強将棋塾)
(2000/03)
藤井 猛

商品詳細を見る

category: イメージと読みの将棋観(俺)

tb: 0   cm: 0

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

▲ Pagetop