FC2ブログ
無謀流将棋の真髄 ホーム »2014年04月
2014年04月の記事一覧

自信のつけ方  

最近リアルの方が忙しくて、将棋をする時間がなくなっています

必然的にブログのネタも発生しないので更新も少なくなってしまっているのは本当に申し訳ないです


しかし、その分将棋以外のことを勉強することができ、それを将棋に置き換えることができるなーと思ったので書きます



テーマは「自信のつけ方」です

自信を持って将棋をするのはとても重要なことです


自信がなく将棋を指すと手が伸びません
手が伸びないというのは将棋用語の1つです
意味としては最善手ではないが悪手でもない手が続くことです
最善手が100点とすると、70~80点ぐらいの手が連続で続くと手が伸びていません
相手が90点を5手続けて、自分が70点を5手続けると10手後には100点の差がついてしまいます


自信がない手というのは99%最善手ではないです
むしろ悪手に近い場合の方が多いです


では、逆に自信がある手は最善か?というとそうでもないですが、少なくとも自信がない手よりは悪手の可能性は低いです


将棋は悪手を指すゲームで、最後に悪手を指した方が負けるゲームなので、どうせ悪手を指すなら自信満々で指した方が気分いいし、気持ちも切り替え(反省)もしやすいし、後悔もしにくいです



自分を信じてこれしかないと思った手を続けたが負けた これは今の自分の実力だからもっとがんばろう!

そうなると思いますし、僕はそうなります



前置きがかなり長くなりますが、自信のつけ方を紹介します


それは


「なんでもいいので続ける」です



例えば「毎日6時に起きる」「毎日歯を5回磨く」「毎日朝起きたら牛乳を飲む」「毎日腹筋をする」

なんでもいいです

ポイントは
・毎日すること
・やったかやらなかったか〇×をつけれるもの
・回数は指定しない
です

毎日腹筋をするなら1日1回でもいいし、1日10回しても〇です
しかし、0回なら×です

わざわざ毎日腹筋100回する
にしなくてもいいです
毎日するのが目的なので続けるのが無理そうな目標はやめましょう

できれば、チェックシートを枕元に用意して寝る前にチェックしましょう




全く将棋に関係のないことでも、毎日することによって将棋の勉強や対局をするときに

「オレははじめはつらかったけど毎日続けれているることがあるから楽しくて大好きな将棋はやりたいことをやろう!」

ってなります

少なくとも僕はなっています
ここでの
やりたいこと=勝手読み
ではないです
やりたいこと=自分の信じた手=自信のある手
です



ちにみに僕の場合は
「苦手な詰将棋を毎日解く」とことを日課にしています
3手1問のときもあれば5手100問のときもあります

最近はほんとに忙しくてできる日とできない日があるので今は将棋に自信がないです

ちゃんとやってた日は自信を持って将棋を指せていましたし、勝率もよかったです



日課にするものは僕のように将棋関係のことでもいいですし、将棋以外のことでもいいので


何かを続けると自信に繋がりますし、つらい局面や苦手な将棋勉強も楽しめるようになります



少しは役に立ったと思ったら拍手ボタンやこちらのボタンを押してください

将棋 ブログランキングへ

スポンサーサイト



category: 将棋 勉強

tb: 0   cm: 0

エスカレーターの逆走  

将棋に限らず成長はエスカレーターの逆走です


例えば、下りのエスカレーターの真ん中に立っているとします
動かなければ下がっていきますね

そしてエスカレーターの下る速さと同じ速さで逆走します
すると、その場で止まることができます


最後にエスカレーターの下る速さより速く逆走します
すると、上へいけます




覚えてほしいのは

何もしない=現状維持
ではなく

何もしない=下降
です


一定の何かをする=現状維持

一定以上の何かをする=上昇・上達です




詰将棋を毎日1問でも解きましょうと言うのは、現状維持するためです



将棋はある程度強くなれば、下降しにくいです

しかしそれでも何もしなければ確実に下降はします

僕自身1年ほど将棋をあまりしなかった時期がありましたが、そのとき24で8級から12級まで下がりました
1年のブランクで言えば少ない下降だと思います
スポーツなら1年何もしなければ筋肉は落ちて1年前のパフォーマンスをするまでに1年以上かかりますね


あくまで僕の見解ですが


将棋はほとんど現状維持です


下降のスピードは遅いですが、逆に上達も急激にすることはほどんどないです



ゆるやかなエスカレーターだが、段差が大きいと思ってください

普通の努力では段差が大きいので結局は現状維持になります
しかし何もしなくても下降速度がゆるやかなので現状維持になります(長期的には下降)



将棋毎日勉強してるけどなかなか強くならない

と悩んでいる人は、今一度自分に矢印を向けてみてください

この量が日課だから など思っていませんか?


それはそれですばらしいですが、日課や習慣は慣れてしまい最終的には現状維持しかできません

少しずつ量を増やしていってください
そうすれば上がります



エスカレーターのスピードや段差は人それぞれですが、自分のエスカレーターはどれほどのスピードでどれほどの段差か自分なりに理解することで勉強効率もアップするとおもいます


少しは役に立ったと思ったら拍手ボタンやこちらのボタンを押してください

将棋 ブログランキングへ

次回からの参考や、僕のモチベーションアップに繋がります

category: 将棋 勉強

tb: 0   cm: 0

早指し2での時間の使い方  

僕の主戦場は15分対局なのですが、とにかく指したい!ってときは早指し2をします

そもそも早指し2は
公式の説明から引用させてもらうと

最初から一手30秒の秒読み
30秒切れたら、猶予持ち時間1分が減ってゆく
猶予持ち時間は減ったら減ったまま、
指しても元に戻らない
猶予持ち時間がゼロになったら負け
猶予時間内に指したらまた一手30秒秒読みから
公式サイトの説明


基本的に1手30秒と思ってくれればいいです


早指し戦で大事なのは、早指しあるあるを防ぐ必要があります


「相手がノータイム指ししてきたら自分も釣られてノータイム指ししてしまうこと」


これを1番防がなくてはなりません


お互いノータイム指しで中盤に入って、その時点で銀損が受からない駒組になってしまったなどになってしまうとそこから勝つことは通常では難しいです



早指しはミスしやすい=終盤で逆転が起こりやすい
というイメージがあります
それは正しいです

しかしもう1つ

早指しは序盤の駒組の段階で差がつきやすい
というのがあります



序盤の駒組で差をつけられないようにするためには自分のペースで指すこと
定跡を覚えておくこと
ですが

定跡を覚えることは前提としますので省きます

自分のペースで指すには、どうすればいいか




1手に30秒ありますね

30秒の時間配分を考えます


1.はじめの5秒は4隅の香車を見ます(残り25秒)

4隅の香車をみる=盤面を広くみる
という意味です
5秒で考えることは具体的に
・形勢判断をする
常に形勢判断をすることによって正しい精神状態にリセットできます
ソフトのような感覚です


2.15秒で方針を考える(残り10秒)
いわゆる「手を読む」ということを行います
・自分のこれからの方針を考える
・相手のこれからの方針を考える

多くても3つぐらいの手や方針を選択肢として考えます


3.5秒で決心する(残り5秒)
いずれ決断しなければ、時間が切れてしまいますので5秒で決心 決断します
迷ったら1番はじめの思いついた手です


以上です

1手25秒で指しています


猶予時間は基本的に使いません


使うのは終盤の詰む詰まないの寄せの段階の時や、中盤の大決戦の前など
大きな決断をするときに残しておきます

それ以外は1手25秒指しをすることを意識して猶予時間を使わないようにします


また、大きなポイントははじめの5秒は指さないようにすることによって逐一リセットできます
つまり相手のリズムに乗らないで自分のリズムで指すことができます

もちろん自分のリズムが3秒の方もいれば1秒の方もいるのでそれを見つけることが大事です

とにかくノータイム指しや相手に釣られて指すのだけは避けてください



自分なりの時間配分やリズムができることによって焦ることが少なくなるので勝率もあがるでしょう


将棋は準備が非常に重要なゲームだと思っているので将棋の自力以外の準備できるところはできるだけ準備しましょう


少しは役に立ったと思ったら拍手ボタンやこちらのボタンを押してください

将棋 ブログランキングへ

次回からの参考や、僕のモチベーションアップに繋がります

category: 将棋倶楽部24 戦術

tb: 0   cm: 0

電王戦 屋敷-Ponanza 感想  

電王戦 屋敷-Ponanzaの感想を書きます

ついに最終戦ですね

ポナ1
序盤ちょっとした駆け引きがありましたが横歩取りの青野流になりました
またしてもソフトは△62玉です!
通常は△52玉型か△42玉型、もしくは△41玉型です
ソフトは横歩取りに対しては△62玉から美濃囲いに組めれば堅い!という評価なのでしょう

以下、お互い指したい手を指し続けて下図


ポナ2
ここで▲96歩は意外な手でした
意味としては△72玉を咎めようということだと思います
後手自ら端に近づいているので端攻めが厳しくなるだろうということですが
僕は矢内さん推奨の▲84歩の方がいいと思いました
▲96歩~▲95歩~▲94歩で端を攻めるまで3手掛かるからです

以下、後手は端攻めを緩和しながら飛車を取りに来ました

ポナ3
この金はびっくりしました
人間感覚では普通は銀です
しかしこの場合は金を32に置いておくより、銀を42に置く方が玉が堅いという評価だと思います
こういうのはとても勉強になります
この局面は少し後手が指しやすいと思っていました
端攻めが不発に終わっています

以下飛車を取り合って後手は香得をしましたが

先手は切り返しの桂で飛車角両取りが決まりました


ポナ4
この両取りが気持ちのいい手で少し先手を持ってみたいと思いましたが実際は難しいようです


そして数手進んで下図

ポナ5
この▲65桂はひと目悪手です
なぜなら次に△54金(本譜もそう進みました)とされて跳ねたばかりの桂馬が取られてしまいます
僕は端攻めも狙えるので▲85桂だと思いました

そして△54金から後手が優勢になりましたが・・・


ポナ6
驚愕の△16香です!
現状は後手の超駒得ですので後手は駒得に物を言わせて角をもぎ取りに行きました
人間はこのような将来全く働く見込みのない手は思いついても指せません
この香車が後々ドラマになります

以下、後手は先手の角の詰将棋をして角を詰ましましたが先手は待望の端攻めでき下図

ポナ7
後手は駒得ですが角を取るためにたくさんの戦力を使ったのでこの局面はかなり先手が迫っている もしくは先手が良くなっていると思いました

以下 先手は端を破り後手玉を露出させましたが

後手も成香をジリジリと寄ってきました!


ポナ8

そして△79銀が誰も予想していなかった寄せでした!
当然ながら僕もびっくりしました
▲97玉と逃げればひと目寄りません
王は追う王手じゃないか~ソフトでも初心者みたいなことするんだな~と思いましたが
以下9筋を連打して先手の上部を抑えるのが後手の狙いでした
後手も持ち駒がなくなるので指しにくいどころか思いつかない手でした

しかし先手の屋敷先生も簡単に土俵は割りませんし、まだまだこれからの勝負です!

数手進んで下図

ポナ9
この▲81成香が敗着だったようです
次の△83歩をうっかり?していたようです
難しい将棋がずっと続いていましたが
最後の悪手を指した方が負けるのが将棋
そして勝ちきるのが本当に強いのがソフト

以下はきっちりと勝ちきりました


ポナ10





結果は先手の屋敷先生の負けでしたが、大熱戦でした

結果だけで見て なんだプロの負けか で終わらせるのは非常にもったいない将棋でした

屋敷先生の悪くなってもなかなか土俵を割らずソフトによくわからない手(△16香)を指させたのは異名通りの忍者屋敷でした

ポナンザも序盤のソフトらしい独特の構想

そして何より△16香!そしてその香車を最後は79まで行くという大構想!!!!

圧巻でした


本当にすばらしい対局だったと思います




また、電王戦は

プロの1勝4敗という人間としては残念な結果でしたが

将棋の進化

プロとソフトの共存共栄

真の勝利者はニコニコユーザーという米長前会長の言葉

つまり真の勝利者は楽しめた僕たちアマチュア


僕はとても楽しめましたので勝利者ですw



電王戦は将棋の普及 定跡や手筋の発展 
プロとソフトとそしてアマチュアとの共存共栄のために非常に良い企画だったと思いますので

第4回があることを心から願っています



第3回で学んだことは
将棋を勝ちきるのは難しいということ
将棋はどこまでも奥深く正解がわからないということ
そして将棋はおもしろいということです


僕はプロでもソフト開発者でもなくただのアマチュアですので電王戦のように将棋の魅力を伝えることはできないですが

このブログを読んで少しでも将棋に興味を持っていただけたり
将棋が好きな方がさらに好きになっていただければ感無量です





少しは役に立ったと思ったら拍手ボタンやこちらのボタンを押してください

将棋 ブログランキングへ

次回からの参考や、僕のモチベーションアップに繋がります



category: 将棋 話題

tb: 0   cm: 0

15分対局の時間配分  

将棋で優勢になるというのは2種類あります

1つは、局面で優勢になる
駒の損得、駒の働き、玉の堅さ、手番これらを相手と比べて総合的に勝っていれば優勢ですね
将棋の優勢はだいたいこっちです

稀にあるのが

2つめ、時間で優勢になる
例えば、自分は秒読みの30秒将棋で、相手は20分残していて、まだまだ中盤の入り口という状態では

局面事態は互角でも、自分は30秒で正解、もしくは正解に近い手を指し続けなければなりません
時間があるほうが必然的にミスが起こりにくくなります
これが時間的優勢です


僕の主戦場は将棋倶楽部24の15分対局です

この15分を頭から何も考えずに使うのではなく、ある程度目安を考えて指すと大きなミスや時間的不利に陥りにくい、また相手が時間の使い方が下手なら時間的優位に立てるようになります

今回は僕なりの15分対局での時間配分を書きます




24の15分対局は


持ち時間15分 それを使い切ると1手60秒です


僕はできるだけ秒読みにならない方がいいと思います 焦ってミスが増えてしまいますし、終盤のミスは致命傷になりやすいです



序盤 中盤 終盤と持ち時間をわけると僕の理想は


序盤 3分
中盤 5分
終盤 6分

余り1分

です


序盤 3分
と聞いて、そんな3分で隙のない駒組みできないよーって言われるかもしれません
しかし相手も同じ使い方をしてくると、相手の考慮中にも考えれるので6分あります
6分あればかなり考えれます
さらに、序盤は定跡というものがあります
できるだけ準備をしていればそれだけ時間も使わずにすみますね
僕は定跡が大事だというのは、定跡を外れても序盤の方針を立てやすく、序盤に無駄な時間を使いにくくなるからです



中盤 5分
中盤は駒がぶつかって相手陣に侵入できるように 自陣に敵の駒が侵入をされないように
1番複雑です
ですので5分 相手も5分
あわせて10分では足りないかもしれません

1手ごとに1分ずつ使えばもちろん足りません

僕は一区切りまで読むことをします
5分のうち3分考えるとします
その中で3通りぐらいの候補を選んで、それぞれ取って、取って~と繰り返し局面に優劣がつくまで読みます
それが3手先か10手以上先かは局面にもよりますが一直線で読めるところまで読みます
そうすると、読み通りに進めば10手進んだ局面は1手1分使うと、自分は5手指すので5分かかりますが
3分で区切りまで読んでいるので2分あまりますね

もちろん読みが外れる場合がほとんどですので、その場合は小考という形で微調整しなければなりませんね




終盤 6分
終盤は中盤以上に一直線な一区切り読みがしやすくなります
しかし、序盤や中盤以上に少しのミスが致命傷になりやすいです
より慎重により深く一直線読みが必要です
一直線の読み合いですので、パターン化がある程度可能です
寄せの手筋や囲い崩し、詰みの手筋
それらを駆使します
ここも事前の準備が活きる展開です



余り1分
秒読みにしないために1分残す予定です





これが僕の思う勝ちやすい時間の使い方です

序盤と終盤は特に事前の準備が必要です

局面が大優勢でも時間切れや時間に追われての悪手で負けるともったいないので、自分なりの有効な時間配分を見つけることが勝率アップの一歩だと思います



少しは役に立ったと思ったら拍手ボタンやこちらのボタンを押してください

将棋 ブログランキングへ

次回からの参考や、僕のモチベーションアップに繋がります

category: 将棋倶楽部24 戦術

tb: 0   cm: 5

電王戦 森下-ツツカナ 感想  

電王戦 第3局 森下-ツツカナの感想を書きます
(*設定のやり方がわからなかったので図のツツカナの表記がツツだけになっています)



注目の戦型は相矢倉になりました

ツツカナ1
ここで▲16歩は珍しい手です
普通は▲46銀や▲26歩や▲88玉だと思いました

加藤流に似て非なる手です(加藤流は先に26歩)

以下、後手は自然に組みました
ツツカナ2
▲46銀がとても欲張りでわがままな手です
放置すれば▲37桂と好形に組もうということです
そうなれば1筋の端を突きこしている分さらに良い形だということです
コンピューター的にはどう思うかわかりませんが人間はカチンとくる手です
もちろんプロはこういう手には全力で反発します


ツツカナ3
△45歩が当然の一手
▲同銀はもちろん飛車を取られるので、手損でも▲37銀と引く一手です
先手は△45歩を突かせたことで争点を作らせ、そこに反発していく方針
後手は△45歩の位を守る方針で以下進みます

ツツカナ4
△45歩の位を反発する構想が▲48飛
部分的にはよくある手なのですが1筋の2手がどう影響するかがわかりません
あくまで、僕の見解ですが、▲48飛と1筋はあまり相性がよくない気がします

通常の▲38飛型ですと、▲25桂と跳ねたときにその桂馬が1筋と3筋両方に狙いをつけていて強力なのですが、▲48飛なので3筋での攻めが緩和され、相対的に端攻めも緩和されていると思います


しかし後手もモタモタしていると4筋を逆襲されて突破されてしまいます


ツツカナ5

突き捨ててから飛車を5筋に回りました

以下、すこし小競り合いがあり、先手は桂馬を跳ねていつでも反撃できる態勢に

後手は中央を押さえ込みにいきました

ツツカナ6

この▲56歩はちょっと疑問手だったと思います

後手から△56銀と出るぞ!というところにわざわざ得していた歩を差し出して呼び込んだからです

先手はどうしても46の歩を取りたいということですが・・・

以下、金銀交換してさらにその金を角に変えました

ツツカナ7

この局面で森下先生が長考しました


ツツカナ8

78の金が離れて玉頭が弱くなったので手筋の△86歩としました
歩で取れば△85歩の継ぎ歩が厳しいので、銀でとりました
ツツカナ14

しかし、第2の狙いである▲同角~▲59銀と割り打ちの狙いがありました
その手も有力でしたが、どうやら難しいようで
森下先生は▲59角と打ちました
ここは本局の第1の分かれ目だったと思います
▲同角~▲59銀の方がよかったのか、本譜の▲59角の方がよかったのか・・・

以下先手陣の裏側から攻めていきました


ツツカナ9
先手の46の銀取りが受けにくい 銀を取れば駒得だ!という森下流炸裂です

局面事態は難しいと思います

ここも第2の分かれ目だったかもしれないです


後手は歩を垂らし、後手に受けさせ、手薄になった玉頭を攻めるため△81飛車とまわりました

そしてツツカナは角切りを防ぐため▲77と引きました

ツツカナ10

これは利かせ得とみえるのですが、局面事態はやはり難解です

再び森下先生が長考に沈みました

そして△58歩成と成り捨てて筋悪に角を取りに行きました

▲17角と逃げれば香を取る狙いですがツツカナは▲57金!と上がりました

ツツカナ11

角を取らせてもさっきの角銀交換の局面に比べると先手が歩得していて、さらに、▲77銀と好形に組んだと考えれば先手が得をした局面

筋悪の△38金を通したと考えると後手が得した局面

まだまだよくわからないです

しばらく手が進み・・・

ツツカナ12

先手は4筋の位を活かし厚みで押していき、さらに玉を5筋方面に逃げようと早逃げしました

後手は端攻めをするために端をつめ、桂馬を跳ねました

ここから後手は端攻めを決行しました

後手の端攻め
先手の4筋攻めと進みましたが、先手の中央の厚みがやはり大きく先手が有利な局面になりました

ツツカナ13
ここで森下先生の勝負手が出ました

しかし以下ツツカナが完璧な対応をして見事に勝ちきりました

最終盤は先手もミスをすると頓死をする筋もあったのですが、そこはさすがというべきで見事に勝ちきりました

ツツカナ15






総括的な感想


序盤 ツツカナの欲張りな手を上手く咎めて森下先生が少し指しやすくなったと思います

しかし△59角辺りはもしかしたら疑問だったかもしれません
△59角が悪手ではないと思いますが、最善ではないかもしれません(難しすぎてわかりません)

そして△81飛車とした局面はまだまだ後手の森下先生が良さそうに見えました

しかし△58歩成と成り捨ててから角を取りに行く手順は悪手に近い疑問手だったかもしれません
少なくとも最善ではないと思います


そしてそれ以降△94歩~△95歩と中盤の大事な局面で2手かけて端を攻めたのは少し悠長すぎたかもしれないです
しかし歩を成り捨てた以上、端から攻めないといけないくなってしまったと思うとやはり歩成りが悔やまれる構想だったと思います

先手のツツカナが有利になってから森下先生は数々の勝負手を指しましたが全て対応して勝ちに結びつけました



本局を見て僕はつくづく将棋は有利になってから勝ちきるのが本当に難しいゲームだと思いました

ソフトは間違わないといわれていますが、間違いをすると僕は思います


しかし、間違いの点数が低いと思います

難解な局面で人間は
平均-300の手を指し手を指し続けるとすると

ソフトは
平均-200の手を指し手を指し続けるイメージがあります

また人間はポカ、悪手という一手で-1000点の手を指しやすいですが、ソフトはそういう手が非常に少ない(ほぼない)です

ツツカナの対局観はとてもすばらしかったですね
序盤の▲14歩の手がぬるいと思っていましたがそれを活かす展開にしたのは圧巻です

結果的な勝敗で見るとコンピューターの勝ちですが


コンピューターが勝ったな

の一言で終わらせるのはもったいない対局だったと思います


負けた森下先生も悔しい気持ちを抑えて明るくインタビューに対応していましたし、開発者の方も非常に敬意に溢れた対応ですばらしかったです


森下先生は今後爆発するかもしれませんね


次回はいよいよ最終戦です

プロ側の負け越しが決定しましたが、結果もやはり大事ですが、プロやソフト、将棋の定跡など今後に繋がる将棋を期待します



少しは役に立ったと思ったら拍手ボタンやこちらのボタンを押してください

将棋 ブログランキングへ

次回からの参考や、僕のモチベーションアップに繋がります

category: 将棋 話題

tb: 0   cm: 0

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

▲ Pagetop