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無謀流将棋の真髄 ホーム »2014年05月
2014年05月の記事一覧

棒銀&早石田回避  

コメントを頂いた居飛車での棒銀と早石田の対策を紹介します

四間飛車で棒銀対策は以前に記事にしたので、そちらを参照にしてください


・棒銀対策

相居飛車での棒銀は全ての基本で、相掛り棒銀・矢倉棒銀・角換わり棒銀と横歩取り以外は棒銀が有効です

しかし、どの戦型の棒銀でも基本的な受け方は同じです

端的に言えば「銀を捌かせない」です

足し算の受けがあります
棒銀1
86の地点に先手は歩+銀+角で3枚の利き 後手は歩+銀+飛車で3枚の利き
同じ枚数なら仕掛けた方が失敗します=受けれます

この後の先手の玉の囲い方は矢倉で良いでしょう


もう1つは飛車先交換は許しますが銀を捌かせることを許さない指し方です
下図は△95銀に対して先手の77銀を▲88銀と引いた局面です
ぼうぎん3

ここから後手が△86歩▲同歩△同銀▲87歩として下図

棒銀2
こうなってしまうと△95銀と引くよりないので棒銀失敗ですね
この後、後手はこの銀を立て直すのに時間がかかります

この後の先手の玉の囲い方は菊水矢倉や右玉、普通の矢倉もありかもしれません



・早石田対策

初手から▲76歩△34歩▲75歩とされるのが早石田ですが、これを直接避ける手があります
それは2手目△84歩です
はやいしだ1


もし、ここから同じように▲75歩としても、△85歩と伸ばせば先手は飛車先を受けないとまずいので、▲77角の一手になります(石田流は飛車先を▲76飛と浮く形ですのでそれを直接防いでいます)
そこで、△34歩と角道を開けると、またまた先手は▲66歩の一手になります
角道を止めないと、△77角成▲同桂△86歩が受かりません

はやいしだ2
よってこれで早石田は防げます

また、3手目▲75歩に変えて▲78飛車としても同じように飛車先を伸ばせば結果は同じです
どちらにせよ、通常の三間飛車と戦うことになります
この後の居飛車の玉の囲い方は、穴熊や左美濃~銀冠、または急戦にするのもありますね



どうしても、初手から▲76歩△34歩▲75歩の出だしで早石田対策したいという方は頑張ってください(丸投げ)

僕は早石田対策に時間を取るのが面倒だったので2手目84歩党に現在はなっています

2手目34歩党の時は普通に左美濃にして戦っていました

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序盤思考の変化  

序盤思考の変化といってもプロ間の変化ではなく

個人的な思考の変化です


僕がこのブログをはじめたころは

序盤はできるだけ定跡形になるものにして、序盤でつまらないミスをしないことを1番に考えていました
また、終盤近くまでしっかりと定跡化されている戦型を好んでいました
例えば、相矢倉や対振り急戦です

しかし、現在は相矢倉も対振り急戦もあまりやりたいとは思いません


理由は2つあります

1つ目は、相手も覚えているからです
有名な基本定跡は自分だけではなくもちろん相手も勉強済みです
もちろん24で段近くになるまではその基本でかなり差がつきます
しかし、一応段で指させていただいている身としては、相手もそれ相応のレベルに達しているので定跡1本で勝てることは少ないです

2つ目は、覚えていられないからです
言い訳ですが、ここ最近 リアルの方が忙しくて数ヶ月前に比べ将棋に関わる時間がとても減りました
ですので大まかな定跡は覚えていますが、細かい手順や変化はほとんど忘れてしまいました
例えば1日10分切れ負けは3局だけしかやる時間が取れないとします
その日は3局とも矢倉でした
次の日は横歩取りばかり
その次の日はまた矢倉ばかり
こうなってしまうと対振り飛車をほとんど指すことがなくなり、いざ対振りに当たってしまうと、もう定跡を覚えていません
定跡は本で勉強して覚えたら定期的に実戦で使わないとすぐに忘れてしまうということが身をもって実感しました
人間は思い出すことによって覚える生き物ですね


まとめると・・・

長い時間をかけて完璧に定跡を覚えて序盤で不利にならない(少なくとも互角)になるリターンより
実戦する時間がないので定跡を忘れてしますリスクの方が大きい

と現状は思っています(個人的な問題です)



じゃあどうすんの?って課題がでました


僕が導いた結論は

「序盤の1手の価値が高い」「玉が薄い」「中盤が短い」「攻めれる」です

前の3つはほぼ同じ意味です

1手の価値が高いということはすぐに決戦になりやすいということ
すぐに決戦になるということは玉を囲う暇がないということ
玉が薄いとすぐに終盤になりやすいということです

また、攻める方が受ける方に比べてミスしにくいという持論です



これらの条件に合う戦法は

横歩取り・相掛りです

横歩取りはもともと大好きだったのですが、相掛りは全く知りませんでしたし、意味不明すぎてやる気も起きませんでした

しかし実際に相掛りをやってみると、先手後手問わずに攻めようと思えば攻めれますし、お互い玉が薄いので先に攻めてしまえば多少の無理は利きますし、もちろんすぐ終盤になります


また、横歩も相掛りも基本となる定跡は覚えないとダメですが、矢倉や角換わりに比べて定跡が整備されてないので、気持ち次第で中盤を吹っ飛ばすぐらいの無理が通ります


勝てるかどうかは別ですが、かなり楽しいです

終盤力には自信が全くないのですが
序盤の構想力は今までの定跡の知識が活きるので
よくわからない序盤をうまくまとめてそのリードのままいきなり終盤になればいいな
という考えです


ここ1ヶ月ほどの心境の変化を書いてみました


堅い玉を好むプロと全く逆の異常思想なのであまり読者様の勝率アップには貢献できないかもしれませんねw



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横歩取り△45角戦法を完璧に対策する-その14-  

初手から
▲76歩△34歩▲26歩△84歩▲25歩△85歩▲78金△32金▲24歩△同歩▲同飛△86歩▲同歩△同飛▲34飛△88角成▲同銀△28歩▲77角△76飛▲28銀△27歩▲39銀△26飛

45角戦法58
以前はここで▲38金と2筋を受けるやり方を紹介しましたが、コメントで指摘を頂いて
どうやらその変化は後手がやれそうだ と思いました

そこで僕ひとりの力ではどうしても先入観やイメージが払拭しきれないので、そういうのが全くないパートナー

つまり定跡を外したソフトにこの局面を検討させました

そのとき出た手がこちらです


45角戦法62
▲36飛と飛車をぶつけました
正直2筋は受けるものだと思っていたので1秒も考えませんでした

手の意味としては、飛車交換になれば▲11角成があり先手良し
よって、後手は飛車交換を拒否します

図以下
△24飛▲25歩△74飛▲75歩△同飛▲76歩△25飛▲26飛とひたすら先手を取って飛車を追いかけます


45角戦法59
先手は歩切れになりましたが、冷静に見ると飛香両取りです
以下△45飛▲11角成△47飛成▲21馬△36竜▲同歩△47角と詰めろ桂取りをかけて反撃します


45角戦法60
以下▲68金△29角成▲38銀として結果図とさせていただきます


45角戦法61


駒割は先手の香得
玉の堅さはほぼ互角でしょう
駒の効率もほぼ互角だと思います
手番は後手番ですが、現状馬取りなので対応が難しいです

モタモタ△19馬と駒損を回復すると先手から▲33香などの狙いが非常に厳しいので結果図以下は△38同馬▲同金△29飛▲49飛と進めば先手が良いでしょう


歩で飛車を追い掛け回すところや、飛車竜交換しないなど、まだまだ変化の余地があると思いますがどこまで研究しておくかはその人の熱意ですね



本譜の結果図もまだまだこれからだと思います(少し先手が良さそうぐらい)




おさらい

初手から
▲76歩△34歩▲26歩△84歩▲25歩△85歩▲78金△32金▲24歩△同歩▲同飛△86歩▲同歩△同飛▲34飛△88角成▲同銀△28歩▲77角△76飛▲28銀△27歩▲39銀△26飛▲36飛△24飛▲25歩△74飛▲75歩△同飛▲76歩△25飛▲26飛△45飛▲11角成△47飛成▲21馬△36竜▲同歩△47角▲68金△29角成▲38銀




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