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無謀流将棋の真髄 ホーム »2014年06月
2014年06月の記事一覧

後手 欲張り矢倉  

後手が欲張りな矢倉を目指す場合の僕なりの考えを書きます

そもそも後手が欲張る矢倉とは?

1.飛車先不突き矢倉(嘘矢倉、無理矢理矢倉)
2.後手早囲い

の2種類をこの記事では指すことにします


1.飛車先不突き矢倉
欲1
後手が振り飛車に見せかけて矢倉にするパターンです
無理矢理矢倉、嘘矢倉の名称の方が馴染み深いかもしれません

僕のイメージではこのまま普通に相矢倉に組み合うと後手の飛車先を突く1手の省略を活かして後手から先攻される恐れがあります(△72飛~7筋攻めする場合83の地点にスペースがないので後手得)

僕は、早めに突いた▲26歩の一手を活かすために、後手の突かない△84歩を咎めるために、米長流急戦矢倉を目指します
欲2
急戦矢倉にすることによって先手も▲25歩まで伸ばすので抵抗はありません
後手も急戦に対しては結局△85歩まで伸ばさないと反撃の含みがなくなり受け一方になります

米長流急戦矢倉にして先手良しか?といわれるとこれからの勝負ですが

少なくとも後手の不突き矢倉で1手得という当初の目的は防ぐことができましたし、先手から攻める展開になるので先手としては満足の序盤だと思っています

先手勝率は初期値の52%です



2.後手早囲い

後手早囲いは2種類あり
欲1
ここから後手が早囲いにするパターンがありますが、これは▲26歩と突いていますし、先手の角道が空いているので、先ほどと同様に米長流急戦のように5筋4筋から攻めれば面白いと思います
その場合はひたすら先手が攻めれるので先手勝率55%はイメージあります

問題は初手から▲76歩△84歩▲68銀△34歩▲66歩として角道を止めたときに後手が早囲いをした場合です
欲3
通常は△52金右にかえて▲32金なのですが、後手が急戦の含みをほぼ捨て、早囲いを含みにしています

今後の先手の方針は大きく3種類あると思います

1.後手の早囲いを容認し囲いあう
普通に囲っていき後手が1手得する展開ですね
これでマズいことはないですが少なくとも先手の利はほぼ消えていると思います

2.先手も早囲いをする
△52金右で急戦がほぼなくなったので、▲67金から早囲いにして1手得を目指す
後手も早囲いをして同形になれば、先手の利は保ったまま中盤に入れる
また、後手が普通に囲えば逆に先手が1手得する
これはとても有力だと思いますし、得はありますが損はありません

3.先手から速攻する
欲4
仕掛けの成否は別としてイメージとしては図のように先手の飛車先不突きを活かし3筋方面から速攻を仕掛けてみたいです
飛車を回る前に▲35歩△同歩▲同角~▲26角の転換もおもしろいかもしれません

僕は、1~3の方針で明確に研究や自信があるなら3をやってみたいです



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横歩取りの飛車ぶつけ  

横歩取りで△24飛と飛車交換を攻める手筋が流行っていますね

飛車ぶつけ1
△84飛+△52玉の基本図です
先手の選択肢は▲58玉▲68玉▲48銀などが主です

今回は▲48銀とします 手の意味は後手の囲いをみてから先手の囲いを決めようという後だしジャンケンを狙っています

それに対して以下
△23銀(28の地点が薄くなったので、すぐにでも飛車をぶつけますよ?)
▲58玉(▲68玉は右辺を放置しすぎだからバランスを取ろう。もちろん▲68玉もある)
△72銀(浮き駒をなくして囲い完成!)
▲38金(2筋をケアしよう)
△24飛(いよいよぶつけよう!)
として下図
飛車ぶつけ2
この局面で後手が良しなら先手は▲48銀が早すぎるということになるかもしれません

ここで▲25歩と飛車交換を拒否するのは弱気で、そうなると後手が相当指しやすいです

ですので図以下
▲24同飛△同銀
▲84飛(▲82飛成と▲24飛~▲11角成の両狙い)
△74歩(▲同飛は△33銀として後手だけ手持ちに飛車があり後手指しやすい)
▲82飛成△55角▲46角△同角

として結果図
飛車ぶつけ3

先手玉のコビンをあけて、どうか・・・という局面です
以下後手の手は△55角か△14角か・・・というところです

モタモタしてるともちろん▲91竜と香を取る手もありますし、▲83角と直接打ち込む手が相当早いです


ただし先手玉もコビンという弱点がある上に左辺の金銀 下手をしたら38の金すらも遊ぶ可能性があります
少しでも金銀が動いたら飛車を打ち込まれる隙ができるので先手も恐いです

また、個人的には次は△14角として、先手玉の右辺から飛車を打ち込んで攻めていきたいです(88銀が壁なので右から攻めたい)


今、僕のイメージでは先手勝率45%ぐらいでやや後手持ちです

理由は
1.現局面の手番が後手
2.▲83角と打たれてもいきなり詰めろにならない
3.先手玉のコビン攻めがあいていて、ここの攻めがものすごく厳しい
4.しばらく後手が攻めれる



この局面はこれからもどんどんプロでも出てきそうなので注目ですね

研究されすぎて、いきなり出てこなくなる可能性もありますが(笑)


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